普段あまりBリーグは見ませんがファイナルくらいは見ておこうと思い見ました。
アルバルク東京VS千葉ジェッツ。勝ったほうがチャンピオン。
日本代表の試合はよく見るのですが、Bリーグはほとんど見てません。
なので代表の試合に出ている選手は知っていますが、それ以外の選手はほとんど知らない状態です。
試合の流れ
1Q
先制点は千葉。ディフェンスで竹内を止めてからパーカーの速攻のレイアップで幕開け。
東京も田中のドライブで返します。
東京は全体的にしっかりセットからオフェンスが成功しているイメージ。
千葉は全体的にかみ合っていない印象。でもルーズボールやオフェンスリバウンドから粘り強く決めていきます。
富樫は緊張しているのか何なのかファンブルやよくないシュートが目立ちました。
あと馬場の外は空けられてますね。
東京はしっかりシュートを打ち切っていて戻りも早いので千葉得意の速攻があまり出ず波に乗れていないかと。
1Qは最後馬場がフリースローを決めて19-18の東京リードになります。
2Q
小野のポストプレイで逆転する千葉。
東京はバランスキーのジャンプシュートと速攻で連続得点。
残り5分で28-27と接戦。
小野のポストプレイをヘルプのカークがブロックして次のオフェンスを安藤がミドルレンジのジャンプショットを決めます。
30-27で千葉がタイムアウト。
タイムアウト明けのオフェンスも連携が合わず富樫のパスをした先に誰もおらずターンオーバー。
東京も合わせてターンオーバーをしてパーカーの速攻で返します。
小野のポストプレイからライオンズへの合わせで千葉が逆転します。
小野のポストプレイは代表だとあまり通用しているイメージがなかったのですが、日本人相手だとかなり強力な武器になっていますね。
東京のタイムアウト後田中のドライブ、馬場のドライブで連続得点し今度は千葉がタイムアウト。
この試合接戦が続いているので少しでも相手に連続得点があると流れを切るためにすぐにタイムアウトを取る両チーム。
タイムアウト明け富樫がスリーポイントを放ちますがエアーボール。富樫が乗らないときつい感じがする千葉です。
千葉はオフェンスリバウンドは取るもののとにかくシュートが決まらない、その間フリースロー、馬場のドライブ、速攻なので東京がリードを9点に広げます。
点差が開かなかったこの試合で9点はちょっと大きいかな。
タイムアウトあけに千葉が粘って2点返しますが、最後ウィリアムズがブザービーターを決めて43-33の10点差で折り返します。
3Q
ディフェンス合戦でなかなか点が入らず少しづつ加点する両チーム。
小野のスリーポイントで8点差に千葉が詰め寄ります。
しかし、すかさずバランスキーも3Pを返します。
千葉は苦しいオフェンスが続くも粘り強くリバウンドをとりなんとか押し込んでいきます。
馬場がエドワーズにダンクをブロックされた際にファールだとアピールしすぎてテクニカル。若い!
フリースローを決めて千葉が5点差に詰め寄ります。
しかし3Pがとにかく決まらず乗れない千葉です。
逆にこじまの活躍で引き離されます。
61-49で12点差で最終Qを迎えます。
しかし千葉はオフェンスリバウンドを取っているのにシュートが入らないのがもったいない。
富樫の3Pが1本でも決まっていたら一気に乗っていたかもしれません。
4Q
馬場が3Pをノーマークで決めます。さすがに離しすぎたか。
8秒オーバータイムや、ドリブルファンブルなど両チームもったいないミスが出ます。
馬場のリバースレイアップで17点差。残り7分弱でこれはきついか。
しかし馬場のリバーレイアップは跳躍が日本人離れして格好いい。
タイムアウト明け小野のポストプレイで2点返します。
小野のポストプレイは本当いいですね。走れない今日の千葉の強みです。
田中がゴール下で合わせて19点差でタイムアウト。
最後はスティールから馬場のダンクも飛び出し24点差で勝負ありです。
最終スコアは85-60でした。
スタッツ
FG%
東京56.7%
千葉32.8%
3FG%
東京37.5%
千葉20.0%
とにかく千葉はシュートが入らな過ぎました。
序盤はルーズボールやオフェンスリバウンドでなんとか食らいついていましたが、2Qで離させて追いつけませんでした。
流れがきそうなときの3Pを1本でも決めていたら少し流れが違っていたかと思います。
OR
東京5
千葉17
千葉は多いですが、シュート確率が悪かったためとも言えます。前半ついていけたのはオフェンスリバウンドのおかげでしょう。
感想
やはりファイナルともなると激しいディフェンスのぶつかりあいで面白かったです。
ただドリブルのファンブルやパスミスなど少し凡ミスが目立った試合だったかなと、もちろんディフェンスの強度が高いということもあるのだと思いますが。
最終的には千葉に得意の速攻をさせなかった東京が圧勝した試合でした。
相手の得意技を抑えるって大事です。