終わってみればアウェイで108-68と40点差の圧勝でした。
いや、無事に二次予選に進めて本当に良かったです。
今回の試合は序盤から圧倒しました。
ちょっと点差を詰められても今までの代表戦のように「なんか逆転されそう」という不安感もなく安心して見ていられました。
スタッツ
両チームのスタッツです。
前回帰化選手のデービスにリバウンドを量産されましたが、今回はチャイニーズ・タイペイ全体で31本に抑えています。
スタッツ | 日本 | チャイニーズ・タイペイ |
リバウンド | 39 | 31 |
2P確率 | 68.2%(30/40) | 48.7%(19/39) |
3P確率 | 57.1%(12/21) | 20%(6/30) |
<参考:前回試合>
スタッツ | 日本 | チャイニーズ・タイペイ |
リバウンド | 37 | 46 |
2P確率 | 33.33%(18/47) | 55.26%(21/38) |
3P確率 | 34.78%(8/23) | 23.81%(5/21) |
各選手の印象
試合を見た主な選手の印象です。
ファジーカス
32得点 11リバウンド 1アシスト 5ターンオーバー
改めて思いましたが本当にペイント内のシュートを外さない。
あれだけ確実にフィニッシュ出来るセンターは本当に貴重です。
これで3Pも決められるのだから相手からしたら手が付けられません。
リバウンドも高さで圧倒していますので簡単に取れていました。
32得点はゲーム最多ですが、無理なシュートを決めたという感じはなく、チームとしてうまくファジーカスのフィニッシュ力を生かしている感じでした。
5ターンオーバーはリバウンドを取ってからの不用意なパスを狙われていましたね。
八村
13得点 3リバウンド 2アシスト 1スティール 1ブロック
オーストラリア戦のような大爆発はなかったものの速攻やポストからのシュートを確実に決めてくれました。
八村のプレイはとにかくダイナミックで見ていると楽しいプレイヤーです。
二次予選に八村が出場できるか否かは日本の勝敗を左右しそう。
比江島
17得点 3リバウンド 6アシスト 5スティール 2ブロック
オールラウンドに大活躍しました。
オフェンス面の負担がファジーカスで軽減されたのかディフェンスで本当によく動いています。
5スティールは圧巻。
2Pシュートも6/6でパーフェクトに決めました。
比江島が出ていると見ていて安心感があります。
馬場
13得点 6リバウンド 5アシスト 2スティール 2ブロック
本当によく動いています。
そして以前よりハンドリングがうまくなり、ミドルシュートの精度が上がったように思います。
あとはターンオーバーが減れば言うことなし。
竹内
5得点 4リバウンド 1アシスト 1ブロック
前回のオーストラリア戦に続いて果敢にリングにアタックしていた。
が、今回はちょっと強引なシーンもありブロックされたりもしました。
ディフェンスでは相変わらず献身的な働きでゾーンをうまく機能させていました。
富樫
12得点 1リバウンド 4アシスト
積極性はあまり見られなかったものの3P4本成功はチーム最多。
しかしディフェンスで完全にミスマッチを狙われていました。
身長が低いのは仕方ないのでそれを補うほどのオフェンス力がないと今後もスタメンでいくのは難しくなるかと。
篠山
6得点 1リバウンド 4アシスト 1スティール
ディフェンスやルーズボールで頑張っていました。
今回の2戦に関していえば富樫の時間より篠山の時間の方が良かったと思います。
ただセットプレーがうまくいかなかった際にドリブルを止めてしまってからのターンオーバーは頂けませんでした。
デービス
10得点 8リバウンド 1スティール 1ブロック
チャイニーズ・タイペイのエースセンターデービス。
この試合は主にファジーカスとマッチアップしましたが、ファジーカスを全く止められずかなりフラストレーションが貯まっている様子でした。
オフェンス面でも目立った活躍はなく日本としては要注意のデービスを上手く抑えたと言えます。
まとめ
0勝4敗の絶望的状況から八村、ファジーカスの加入があったとはいえ、強豪オーストラリアとチャイニーズ・タイペイ相手に2連勝は素直にうれしいです。
W杯二次予選も引き続き応援します。