ミックス12巻ネタバレ感想記事です。懐かしのあの原田正平が登場します。
ネタバレ感想
1年生が入部した明青学園野球部。しかし戦力になりそうなのは中等部でキャプテンを務めていた夏野くらい。選手層が薄い明青には痛い悩みです。
あだち作品の主人公校は選手層が薄いのがお約束ですが今回の明青も同様のようです。
一方選抜に出場したライバルの健丈高校はスカウトした有力な1年生が入部しており戦力の増強に成功しています。
そんなこんなの中、赤井弟が予想通り野球部に入部します。中学の間全くやっていなかったにも関わらず非凡なバッティングセンスと強い肩から早くもセンターで1番の起用が見込まれます。
明青は錦といい赤井弟といいブランクがある部員を躊躇なくレギュラーにしていますが既存の部員から不満の声は出てこないのでしょうか。読者としてそこら辺の人間関係が気になるほど中途入部組を躊躇なくレギュラー起用します。
ちなみに新体操部は部員が集まらず廃部になります。これで春夏は無事に野球部マネージャーに専念することになりました。
現在の野球部の部員は新入生を入れて28人、マネージャーが3人です。強豪としては少ないけど弱小にしては多いという感じなのでしょうか。管理人は高校野球に詳しくないのでそこら辺の感覚がわかりませんが。。
さてここで懐かしいタッチ時代のキャラが登場します。それは原田正平。なぜか1ヶ月位前から記憶喪失になっています。最後の記憶は金属バットで後ろから殴られて持ち物全てを奪いさられたところまでという物騒なもの。気づいた時には空港近くの田んぼで血だらけで気を失っていたようです。
音美を交通事故から救ったことで立花家に居候することになりました。原田はタッチの最後で宝くじにあたり世界放浪の旅に出ましたが、空港のそばに倒れていたということはそれからずっと世界を回っていて30年ぶりに日本に帰ってきていたのでしょうか。それともちょくちょく海外に行っていたのでしょうか。全くの謎ですね。
原田が持っていた奪い取られたものが何なのかも気になります。
達也とも仲が良かった原田だけに記憶が戻れば色々な情報が出てきそうです。
続く
西村親子
勢南の監督西村勇は練習試合で息子の拓味に1イニングだけストレートのみでストライク勝負を指示します。普段から「ピッチングは頭、ボール3つを使ったスピード変化の駆け引き」と言っている西村勇の発言の正反対のため拓味は反発しますが、自分のストレートの威力をわかって欲しいという勇の言葉を聞き受け入れます。
西村勇自身もカーブの投げ過ぎでひじを痛めた経験があるので息子に同じ思いをさせないためストレートの威力をわかってもらい変化球一辺倒の投球をさせないようにと親心があるのでしょうね。
なおこの時西村勇はストレート1本で勝負するような頭が悪い投球は怖いと発言しており、頭に浮かんでいたのは上杉達也の姿でした。
西村勇が昔を思い出すことでタッチとの繋がりが出来るのがミックス流です。
赤井弟の加入
途中入部で1年生でもしっかりモブキャラを押しのけてレギュラーに定着しそうです。夏野もレギュラーになると思うので、1年生が赤井弟、夏野、2年生が投馬、走一郎、南郷、駒、錦、3年生が今川で8人がレギュラー確定ですね。
亡くなった二階堂の父
二階堂の父が亡くなります。立花兄弟にとって色々と苦い思い出がある二階堂親子ですが二階堂の父が最後まで明青の甲子園出場を信じていたという言葉には思うものがあったようです。
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