金田一37歳の事件簿2巻|旧シリーズとの違いと今後の展開を語る

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大分遅くなりましたが「金田一37歳の事件簿」の2巻を読みました。今までのシリーズのファンなら気になるであろう、旧シリーズとの違いや今後の展開について綴っていきます。

旧シリーズとの違い

さて37歳の事件簿では最初の歌島を舞台にした事件が無事に解決しました。

ここで旧シリーズとの違いに触れてみようと思います。

 

①金田一37歳の立場

当たり前ですが37歳になった金田一は学生という立場ではなく社会人になりました。

金田一は音羽ブラックPR社という名前からしてブラック企業間違いなしの会社に勤める会社員となっています。第2巻までを見る限り主な仕事はイベントツアーに同行することのようで今回の歌島の事件もイベントツアーの最中に発生しました。

イベントツアーの主催者側として「お客さん」とツアーに一緒に参加してそこで事件が起きるという状況になっているので、容疑者はツアーに参加したお客さんであり、今までのように好き勝手な質問や頭から疑った発言はできなくなっているようです。

旧シリーズでは学生の立場で他のお客さんと一緒に事件に巻き込まれていましたが、今後はイベントツアーを主催するPR社の社員としてお客さんと一緒に事件に巻き込まれるであろうことが立場の違いです。

 

②助手の違い

今まで金田一の助手と言えばヒロイン役の「七瀬美雪」が務めていました。

しかし現在大手航空会社のチーフパーサーとなった美雪がPR会社に勤める金田一の助手役を出来るはずもありません。

よって37歳の事件簿から助手役は金田一の後輩である23歳の「葉山まりん」が務めています。

美雪と同様金田一の話を聞き、読者目線で疑問点を提示していますので助手役としては及第点といったところでしょうか。

今後も様々なイベントツアーに金田一と葉山まりんが参加して事件に巻き込まれる様が目に浮かびます。

また葉山まりんは金田一に好意を持っているようなので美雪との三角関係に発展する可能性もありそうです。

 

③謎解きの際に犯人しか来ない

ちょっと驚きの展開でした。今回限りの演出である可能性が高いのですが、通常金田一が謎解きをするときは関係者全員を集めて徐々に犯人を追い詰めていきます。

しかし37歳の最初の事件簿ではなんと犯人しか集まりませんでした(犯人の工作により)。

結果金田一、葉山まりん、犯人の三人で謎解きが進んでいき、逆上した犯人に何かをされるのではとおびえながら話をする金田一が見れるのでした。

 

④謎を解きたくない金田一

金田一も20年間の間に色々とあったようであれだけ積極的に謎に挑戦していった金田一が「謎を解きたくない」と胸中を明らかにしています。

一体何があって金田一が変わってしまったのかは第2巻までを読み限り明らかにはされていません。

金田一が謎を解いたことによって何らかのアクシデントが発生してしまったというのが想定されますが、一体何が起きたかは現時点では予想が出来ませんね。。

後々明らかになっていくはずなので楽しみに待ちたいと思います。

 

今後の展開

第2巻から予想される今後の展開を記載します。

37歳の事件簿の最初の犯人は麻生早苗という女性で、過去に何度も犯罪を繰り返しており警察にマークされている人物でした。

そしてこの麻生早苗に犯罪の知識を与えたのがかつての金田一のライバル「地獄の傀儡師」高遠なのでした。やはりメインキャラの高遠は20年後の世界でも出てきますね。

高遠自身は死刑判決を下されているようで拘置所の中にいますが、あらゆる手を使い外部と連絡をとっているようです(きっと脱走しようと思えばいつでもできるのだと思います)。

高遠は自らを「ゼウス」と名乗り最初の犯人である麻生早苗に「アルテミス」の名を与えました。「ゼウス」や「アルテミス」はギリシャ神話における神であり、他に10人の神がいます。

今後金田一は高遠が育てた他の10人の犯罪者と対峙してく流れになるのだと思います。

20年ぶりに登場した高遠は長髪にはなっているものの明智同様全く加齢を感じさせませんね。

 

あとがき

2巻まで読んだ率直な感想としては結構楽しめました。

20年経ったキャラたちが現在どうなっているのかを見るのは楽しいですし、金田一が会社員になったことで周りを囲む人物もがらっと変わったのでいい意味で楽しめます。

今回高遠が登場したのであとメインキャラで顔が出ていないのは美雪といつきさん位でしょうか。

恐らく管理人は今後も単行本を購入していくと思います。

37歳の事件簿は最終シリーズになると思うので、金田一VS高遠の決着。金田一と美雪の結末をしっかりと描き切ってほしいですね。

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