ACT4第2巻は湘南大相模のPG選抜試験がいよいよ行われます。
果たして正PGの座を掴むのは誰なのか?そして第1巻で話に出てきた瑞穂の新戦力京凌駕の実力は?
ACT4第2巻のネタバレ
楽しみにしていたACT4第2巻が発売されました。
気になるPG選抜試験の内容はどうなるのか、瑞穂の新戦力京凌駕(かなどめりょうが)はどのようなキャラなのかに注目です。
PG選抜試験
さてACT4第1巻では湘南大相模のPGのレギュラーである柳本和雄が練習試合の最中に怪我をしてしまうというアクシデントがありました。
この怪我により湘南大相模はレギュラーが一人欠けたため新たなレギュラーを選抜する必要が出てきます。
インターハイ予選まで時間がないこの時期にレギュラーの怪我の影響は少なくないでしょう。
特に現在のレギュラーは全員中学時代からの付き合いで阿吽の呼吸がありますから、そこに新しいメンバーを入れるとなればケミストリーの部分が懸念されるところです。
前作で布施世代の中で轟の活躍により唯一レギュラーから外されるという不遇の扱いを受けていたのでACT4でこそ活躍して欲しいという管理人の個人的な思いがあったのですが、作者としては柳本に活躍させる気はなさそうですね。。
選抜試験の方式ですが、単純に個人の技量を競う方式ではなくて3対3の中でどのように活躍するかを評価する方式のようです。
メンバーは選抜試験に立候補するPGが他の2人のメンバーを選んで3人組になり、3対3の総当たり戦で勝ち星が一番多いチームのPGがレギュラーになるという方式です。
お気づきのとおりこの方式だと他の2人のメンバーが誰になるかで試験の結果にかなり影響してきそうです。
さて試験にエントリーしたのは下記4組です。
・青山省吾チーム(あおやましょうご)<2年>
・大友至チーム(おおともいたる)<2年>
・久保田勇次(くぼたゆうじ)<2年>
・柏木柊(かしわぎしゅう)<1年>
青山省吾と柏木柊は第1巻で紹介もされているとおりACT4のメインのキャラなので正PGの座はこのどちらかが掴むことになるのでしょう。
総当たりのリーグ戦は進んでいき5試合が消化した時点での成績は下記です。
・青山省吾チーム(あおやましょうご)<2年> 2勝0敗
・大友至チーム(おおともいたる)<2年> 0勝3敗
・久保田勇次(くぼたゆうじ)<2年> 1勝2敗
・柏木柊(かしわぎしゅう)<1年> 2勝0敗
つまり予想通り青山チームと柏木チームが無傷で勝ち星を重ね、最後は両者の決戦となったわけです。
ここまでの戦い方を見るに青山チームは湘南大相模らしいスタイル。
足を動かしたディフェンスを駆使して相手にシュートまで持っていかせない。
対戦した2チームを無失点に抑える堅守ぶり。
一方1年生の柏木チームはディフェンスよりも点を取ることを重視した戦い方。
試合は開始しどちらもお互いのディフェンスを上回れず0-0のまま推移します。
しかし終盤に柏木が相手ゴール付近で青山からスティール。
そしてそのまま青山のファールを受けながらレイアップをねじ込んで、更にフリースローも決めて3-0でリード。
それで勝負は決まったかと思ったが、今度は逆に柏木チームの森が確保したディフェンスリバウンドを青山が隙をついてスティールしゴール下シュートを森のファールを受けながら沈めて第3巻に続くとなりました。
青山と前キャプテン轟
青山は湘南大相模には珍しい一般入試組。1年生の森も同じ一般入試組です。
青山はエリート連中に負けまいと1年生の頃から必死で練習をしていました。
練習量はあるもののなかなか上達せずにいたところ前キャプテンの轟から「何か武器を見つけろ」とアドバイスをされて鉄壁のディフェンスを身に着けるようにしたみたいです。
ACT4になって色々と光ってくる前キャプテン轟の人望です。
哀川以上の天才京凌駕(かなどめりょうが)の登場
第1巻でフリーライターの奥村さんから布施に情報提供された哀川以上の天才京凌駕(かなどめりょうが)。
元々アメリカでキャリアを築いており、背番号も哀川と同じ7番を受け継いでいます。
哀川は卒業後渡米したので、京凌駕と入れ替わりということになりますね。
哀川より20㎝デカい195㎝という長身にも関わらず、哀川並みのスピード、ジャンプ力、クイックネス、シュート力という化け物すぎるスペックを備えています。
練習試合でも対戦相手を圧倒しており、哀川に圧倒されていた湘南大相模のメンバーがどのように京凌駕に立ち向かうのか興味深いところです。
2年生ながらスペックと練習試合でのプレイぶりを見る限りACT4での最強キャラであることは間違いないでしょう。
ちなみに練習試合を見る限り試合に出ているのが確認出来たのは下記3人です。
4番 高階トウヤ
7番 京凌駕
8番 榎本仁志
※番号は背番号です。
他に有望な1年生が入っていない限り残りのレギュラーは水前寺清と紅林丈一郎の二人でしょう。
なのでレギュラーはこんな感じでしょう。
PG水前寺清
SG榎本仁志
SF京凌駕
PF高階トウヤ
C紅林丈一郎
水前寺、丈一郎のところが少し怪しい気もしますが彼らも1年生の頃から成長しているはずなのでモンスター京凌駕、去年の優勝メンバー高階トウヤがいることを考慮すると湘南大相模よりも強い気がしてきますね。
最終的にはインターハイ予選の決勝で激突することになると思いますがその時が楽しみです。
感想
PG選抜試験は柏木対青山の一騎打ちになりました。
ディフェンスに秀でた2年生の青山と3Pシュートを武器にオフェンス力に秀でた1年生の柏木。
果たしてどちらがレギュラーの座を掴むのか楽しみです。
柏木と同じ1年生の森も身体能力を生かしたプレイで3年生のレギュラーたちを驚かしていることからインターハイ予選で出番があるかもしれません。
瑞穂の新戦力京凌駕。
195㎝の長身に加えて哀川並みの身体能力というのはやりすぎ感がありますが、現実に日本人がNBAで活躍する時代が来ているので良いでしょう。
ああいった日本人でもアメリカで通用する事例が現実に出てくると漫画にも登場させやすいのでしょうね、きっと。
ACT4のクライマックスは湘南大相模VS瑞穂の決勝戦だと思うのでその時が楽しみです。
逆に全国にそれ以上の敵がいなそうなので全国編までやるのかどうか気になります。