【ネタバレ】からかい上手の高木さん9巻|全話詳細ネタバレ

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からかい上手の高木さん第9巻の全話ネタバレ感想記事です。

飛ぶ鳥を落とす勢いのからかい上手の高木さん。

名前は聞いたことはあるけれどどんな内容の本かわからないという方も多いと思います。

一言でいうと中学生女子「高木さん」が中学生男子「西片君」をひたすら愛を持ってからかうという漫画です。

読んだ人はかならず「俺もこんな青春おくりたかったなー」と思うことでしょう。

8巻のネタバレはこちら

 

ネタバレ

それでは早速ネタバレしていきます。

間接キス

~下校中~

いつものように二人で帰ります。

西片「暑いねー。」

高木さん「今日30度あるらしいよ。」

暑くて喉が渇いている西片。

そこで高木さんが自販機を見つけます。

 

高木さん「あ。私70円しか持ってないんだった。」

西片「ふっふっふっ。はっはっはまったくしょうがないな!お金がないのにジュースをかおうとしてたのかい高木さん!!」

ここぞとばかりにどや顔の西片。

西片「おれが出してあげるよ。」

高木さん「え!ほんと?」

西片「あぁ。」

そういって自分の財布を確認する西片。

しかし中身は高木さんと同じ70円しか入っていませんでした。

焦る西片。

さっき高木さんを馬鹿にしたばかりなのにどうしようと途方にくれます。

 

高木さん「ん?どうしたの?」

西片「あ・・い・・いやー・・・二人で一本買わない!?」

高木さん「うん、いいよ。じゃあはい70円。西片選んでよ。」

なんとか危機を乗り切ったと安心する西片。

高木さん「でも珍しいねー。西片が二人で一本買おうなんて。」

西片「いやぁ・・それは・・・その」

高木さん「あ、わかった。間接キスでもしたいのかな?」

西片「違うよ!!一人だと多いなと思って。」

高木さん「あははは顔赤過ぎー。恥ずかしがっちゃって。」

西片「別に・・・そんなんじゃないし。」

そういいながら自販機のボタンを押す西片。

ジュースを取る高木さん。

高木さん「そーなの?じゃあ・・・私恥ずかしいから先に飲ませてもううね。私恥ずかしいからさー。」

焦る西片。このまま高木さんに一口目を飲まれてしまえば、自分が間接キスをすることになります。

そうなると高木さんにからかわれること間違いなし。

 

西片「高木さん。そのジュースの一口目をかけて、勝負・・しないかい?」

高木さん「あれ?やっぱり恥ずかしいの?」

西片「勝負が・・・したいだけ・・」

赤い顔で必死の西片。

 

高木さん「ふーん。ま、いいよ。じゃあルールは私が決めていい?」

西片「・・・どうぞ。」

高木さん「西方が今うそついてたら私の勝ちね。」

西片「え、な・・・」

高木さん「西方さ・・・ほんとは間接キス恥ずかしいんでしょ。」

西片「いや・・・・ぜーんぜん。」

嘘をつく西片。このまま嘘をつきとおせば自分の勝ちだと考えます。

しかし高木さんも追及します。

高木さん「絶対?」

西片「恥ずかしくないよ・・・」

高木さん「ふーん。じゃあそうなんだねー。」

勝ちを確信する西片。

 

高木さん「でもジュースを二人で一本にしようって言ったのは、西片もお金がなかったからでしょ。」

呆然とする西片。嘘をついていたことがばれていました。

 

高木さんは勝者の権利でジュースの一口目を飲みます。

 

そして西片に缶を手渡します。

 

缶を見つめる西片。

恥ずかしいので間接キスは何とか避けたい。

そして良い案を思いつきます。

 

それは缶を口から離して飲む方法。

これなら間接キスではないと考えたようです。

少しあきれる高木さん。

 

西片「!?げほげほ!」

高木さん「変な飲み方するからー。」

楽しそうな高木さんでした。

 

くしゃみ

~下校中:西片と高木さん~

いつものように二人で帰ります。

くしゃみをする西片。

 

高木さん「風邪?」

西片「いや・・誰かが噂でもしてるのかな?」

高木さん「あ、それ聞いたことある。からかいやすいって噂されてるんじゃない?」

嬉しそうな高木さん。

西片「それは高木さんだけだから!」

高木さん「噂してるのユカリちゃんたちかもよ。付き合ってるんじゃないかーとかさ。」

西片「な。」

高木さん「あはは、赤くなったー。」

毎回からかわれてくやしい西片。何とか高木さんをからかえないかと思案します。

 

~下校中:ユカリ、ミナ、サナエ~

3人で帰宅途中。

くしゃみをするユカリ。

ミナ「なにー?風邪ー?」

サナエ「噂でもされているんじゃないの?」

ユカリ「噂・・・まさかイケメンな人が私のことを・・」

楽しそうに笑うサナエとミナ。

ちょっといらつくユカリ。

 

ユカリ「話戻すけどやっぱあの二人付き合ってると思うのよ。」

ミナ「西方君と高木ちゃん?」

サナエ「付き合ってないって言ってたけど?」

ユカリ「甘いわねあんたたち。噂だと真野ちゃん中井君と4人でプール行ったらしいわ。これはもうWデー・・・」

ミナ「プール!?行きたーい!」

サナエ「私もー。」

遮るようにしゃべるミナとサナエ。

全く恋愛トークが出来ないミナとサナエにあきれるユカリ。

 

~学校の階段:真野ちゃんと中井君~

階段に二人で並んで座る真野ちゃんと中井君。

くしゃみをする真野ちゃん。

中井君「風邪か?」

真野ちゃん「んーん。・・・・・あ、いや。風邪かも!」

中井君「そうかー、帰ったらあったかくしてゆっくりしろよな。」

思い通りの展開にならずに落ち込む真野ちゃん。

真野ちゃん「私がもっと可愛ければいいのかな・・・たとえば北条さんくらい・・・」

中井君「北条さんがどうしたって?」

真野ちゃん「私も北条さんくらい美人で可愛ければ・・・」

中井君「何言ってんだお前も十分・・・・」

途切れる中井君のセリフ。

北条さんは美人キャラとして認識されているようです。

 

~学校の廊下:浜口と北条さん~

第5巻で登場した北条さんを狙っている男子は浜口という名前と判明しました。

 

廊下で話す浜口と北条さん。

くしゃみをする北条さん。

北条さん「失礼。それで・・・・何?」

浜口「いや・・・その、おれたち・・帰る方向が同じだろ。」

北条さん「そりゃあ、地区が同じだからね。」

浜口「だから・・今日一緒にどうかなって。」

浜口は北条さんに一緒に帰ろうと誘っています。

その浜口の手には缶コーヒーが握られています。

第5巻の「コーヒー」で木村からアドバイスされたことを真に受けて北条さんに大人っぽいと思われるためにコーヒーを持参したようです。

北条さん「・・・・今日、いつもの友達は?」

浜口「あぁあいつらは先に帰ったから・・・」

北条さん「さっき見たわよ。前歯の人と丸い人。」

動揺する浜口。

丸い人は木村ですね。

浜口「くそ・・何うろついてんだあいつら。」

北条さん「嘘なんてついてないで普通に言えば?帰る方向・・・同じなんだし。」

 

~教室内:木村と前歯の友人~

教室で二人でいます。

くしゃみをする木村。

 

木村「誰かがおれの噂をしているようだな。で、なんの話してたっけ?」

おにぎりを食べながら話す木村。

 

前歯の友人「だからー!!浜口が北条さんとうまくいったらどーすんだよ!!」

木村「何も変わらないぞおれは。」

前歯の友人「だからそれがくやしくねーのかって!!」

木村「いや・・別に。」

前歯の友人「西方も高木さんとあんな感じだしさー。」

木村「あの二人は付き合ってないらしいぞ。」

前歯の友人「んなわけねーだろ!!高木さん、西片にすげー近いだろ!!付き合ってるって!!」

木村「じゃあお前も好きな人に告白したら?」

前歯の友人「怖いだろうが!!」

前歯の友人も好きな人はいるようですね。

 

~下校中:西片と高木さん~

くしゃみをする高木さん。

 

西片「何・・・今の?」

高木さん「ん?くしゃみ。噂でもされてるのかな。」

西片「からかいすぎって言われてるんじゃないの。」

高木さん「私西片しかからかわないよ。」

顔が赤くなる西片。

悔しい西片は反撃に転じます。

西片「高木さんのくしゃみってちょっと変だよね。」

高木さん「そう?どこらへんが?」

西片「いや・・・え・・・どこらへんんがって・・・えーと・・」

見切り発車で発言した西片。特に何も出てきません。

しかもよく考えると高木さんのくしゃみを可愛らしいと感じた様子。

高木さん「ん?」

西片「ゴメン・・やっぱり・・・なしで。」

高木さん「んー?聞かせてほしいなー。」

西片「いや・・・それは・・・」

そして二人同時にくしゃみ。

 

高木さん「誰かが私たちの噂話してるのかな。」

顔が赤くなる西片。

高木さん「あはは、西片、今日顔赤くなりすぎだよ。」

西片「か・・風邪かもしれないなぁ。」

いつになく登場キャラが多かった回です。

北条さん狙いの男子の名前も浜口と判明しました。

 

かくれんぼ

~空き地~

制服で空き地にたたずむ西片と高木さん。

高木さん「で、何するの?勝負って言ってたけど。」

西片「ふふふ。かくれんぼ。」

なぜか自信ありげな西片。

高木さん「二人で?いいけど。」

西片「範囲はここから川まで・・・」

高木さん「川まで?えらく広いねー。」

西片「そう、だから時間はたっぷり30分。」

高木さん「面白そうだね。」

西片「じゃあどっちがオニやるか。ジャンケンで決めよう。」

高木さんの勝ちです。

しかし高木さんは隠れる方ではなくオニを選びます。

西片(よし!!計画どおり!!高木さんはおれを追い詰めるのが好きだからそうくると思ってたよ。)

ジャンケンに負けることまで織り込み済みで計画を立てるとはさすが西片です。

 

西片の隠れ場所はスタート地点の空地の土管の裏。

作戦はこうです。

かくれる範囲を川の方までと広範囲にすること、そして制限時間を30分と長くすることで西片の隠れ場所を高木さんに遠くだと思わせる。

 

しかしそんな西片の思惑は当然全て見透かされていてあっさり高木さんに見つかります。

 

高木さん「こんなので勝てると思ってたの?ホント甘いねー。」

やはり高木さんにはかなわないのかと落ち込む西片。

そこに浜口と北条さんがやってきます。

西片と高木さんは土管の裏にいるので浜口たちは二人に気付いていません。

浜口「ここで少し休んでいかないか・・・?」

北条さん「ここで?まぁ、いいけど。」

空地においてある木材の上に並んで座る二人。

北条さん「休みたいだなんて、相変わらず体力ないわね。」

浜口「いや・・・はは。」

北条さん「背も高いんだから、部活でもすればいいのに。」

浜口「か・・・考えとくよ。」

終始緊張している様子の浜口。

北条さん「のど・・・渇いたわね。」

浜口「!?コーヒーならあるぜ。」

北条さん「・・・・・ふうん。そんなのいつも持ち歩いてんの?」

そりゃブラックコーヒーをいつも持ち歩いていたら驚きますよね。

浜口「あぁ・・好きなもんで・・・」

そういってブラックコーヒーを手渡します。

北条さん「へぇ。ありがと。」

北条さんも少しほほを赤らめています。

浜口の一緒に帰ろうという誘いにのっている以上、北条さんもまんざらでもないのでしょう。

 

そんな二人のやり取りを土管の裏を聞いていた西片も恥ずかしくなってきます。

そして帰ろうとする西片。

高木さん「ん?どこいくの?」

西片「いや・・邪魔しちゃ悪いしさ・・帰ろうよ。」

高木さん「今出て行った方がむしろ邪魔かもよ。こっちに気付いてないみたいだし。」

西片「そ・・・そうかな。」

高木さん「うん。それに、こんな物陰で二人で何してたの?って思われるよ。」

西片「な。」

顔が赤くなる西片。

高木さん「んー?なんて勘違いされると思ったの?」

すかさず追及する高木さん。

西片「いや・・・だからそれは・・」

高木さん「気になるなー。どんな想像したのかなー西片は。」

楽しそうな高木さん。

高木さん「ねぇ、西片。今出て行っても、勘違いされない方法あるんだけど。」

驚く西片。

高木さん「教えてあげよっか。勘違いじゃなくすればいいんだよ。」

またもや顔が真っ赤な西片。勘違いじゃなくするとは二人が実際に付き合うことに他ならないので西片が恥ずかしがるのも無理もありません。

そして西片は動揺して土管の裏から出てしまい、浜口と北条さんに見つかります。

高木さんも出てきます。

西片「か・・・かくれんぼしててさ!!」

浜口「そ・・・そうか・・・」

西片「いや!!!ほんとに。」

浜口と北条さんにスポットが当たった回でした。

 

年末①

~西片の夢の中~

サンタクロースに扮した高木さんが西片の部屋の窓から侵入します。

部屋の中には西片が立っています。

西片「ふっふっふっ。おれが寝ているとでも思ったかい。」

高木さん「へぇ。よく起きてたね。」

西片(勝った。)

高木さん「じゃあこれはい。メリークリスマス。」

そう言ってプレゼントを渡します。

西片「ふふふ。負けを認めるのかい?」

高木さん「んーん。だってこれ夢だし。」

そしてプレゼントの箱から謎の生物が出てきて西片は絶叫します。

 

~西片の部屋~

夢から覚めた西片。

夢でまで高木さんにからかわれたことを悔しがります。

 

~学校の教室:授業開始前~

高木さん「おはよ西片。」

西片「おはよう。」

高木さん「なんか眠そうだね。」

西片「悪い夢みてさ・・・」

高木さん「どんな夢?」

西片「そ、それより明日から冬休みだね。」

話をそらす西片。

高木さん「そうだねー。今日で今年の学校終わりかー。」

西片は気づきます。

今日で学校が終わりということは今日高木さんに勝たなければ、今年高木さんに全敗で終わるということを。

何とか締めくくりを勝利で終わりたい西片は勝てる勝負を考えます。

 

高木さん「ところで西片。サンタさんに何か頼んだの?そろそろクリスマスでしょ?」

西片「ああ・・・爆裂最強サッカーのゲームを・・・」

高木さん「あはは西片っぽいねー。」

西片「な!?」

しかし西片は結局毎年頼んだものではなく服とか靴という実用的なものをもらっているようです。

一方高木さんは手袋と新しいマフラーが欲しいようです。

 

~下校途中~

結局考えても高木さんに勝てる勝負を思いつかなかった西片。

高木さん「何考えてるの?」

西片「いや・・・別に何も!!」

高木さん「ふーん。」

一緒にいるのに勝負のことばかり考えていて何もしゃべらない西片なので高木さんはちょっと残念そう。

高木さん「じゃあ私こっちだから。」

西片「あ、うんじゃあね。」

結局何も思いつかなかった西片。

高木さんの後ろ姿を見つめます。

西片「高木さん。今年最後の勝負をしない?」

西片(何も思いついてないんだけど。)

高木さん「いいよ。」

めちゃくちゃ嬉しそうな高木さんの笑顔。

次に続きます。

 

年末②

前話からの続きです。

~下校中~

高木さん「私が勝負の内容決めていい?」

驚く西片ですが、何も勝負を思いつかない以上仕方ないと思い高木さんに任せることにします。

高木さん「じゃあーそうだなー。ん。相手を喜ばせた方の勝ちね。今からそれぞれ喜ばせ方を考えて、30分後に空き地で勝負。」

西片「それって勝ち負けの判定どうするの?」

高木さん「んーまぁ点数とかでいいんじゃないかなー。」

ルールが適当だと思った西片ですが必勝法に気付きます。

それは西片が喜んでいないふりをして高木さんに低い点数をつけるというもの。

そうすれば今年最後の勝負に余裕で勝てると嬉しそうな西片。

高木さん「じゃあ30分後に空き地でね。」

西片「あぁ空き地でね。」

西片(花でもつんで空き地でだらだらしておくか。)

高木さん「楽しみにしてるね。」

適当にしようと思った西片ですが高木さん純粋な笑顔の一言で真剣に高木さんが喜ぶことを考えます。

やっぱり西片のこういうところが良いですね。

一日好きなだけからかってよい券を考えますが、何かが違うと考えなおします。

一方高木さんも西片が喜ぶことを本気で考えますがいざ考えるとなかなか決まらない様子。

 

~駄菓子屋~

いろいろ考えた結果、駄菓子屋にたどり着いた西片。

しかし中には既に高木さんがいました。

西片「高木さん!?」

高木さん「あはは奇遇だね。」

高木さん「喜ばせるならプレゼントじゃないかなー。でもそんなにお金はない。ここならジュースもおかしも割と安いから・・って感じかな?」

西片(なんでいつもばれてるんだ。)

高木さん「図星だー。私もなんだよ。」

 

二人で駄菓子屋でお互いが喜ぶものを購入します。

 

~空地~

当初の勝負の取り決め通り空き地に戻ってきます。

西片(俺が勝ったのは高木さんがよく飲んでるジュースと、誰でも大好きポテチのコンボ・・これは勝っただろ。)

高木さん「じゃあ、私から渡すね。メリークリスマス。」

お菓子を渡す高木さん

西片「そ・・・そういうやつなの!?」

クリスマスプレゼントなのかと驚く西片。

高木さん「細かいことは気にしない。」

西片「ありがとう。」

顔が赤くなる西片。

西片「じゃあ・・・・これ、おれから。」

照れながら渡す西片。

高木さん「ありがと。」

嬉しそうな高木さん。

西片「ひ・・引き分けにしない?」

高木さん「いいよ。」

高木さん「じゃあ今年最後の下校を再開しよっか。」

西片「・・・そうだね・・・」

最後まで仲が良い二人でした。

 

 

メール

~西片の部屋~

自宅で漫画を読む西片。

そうするとスマホに木村から画像が届きます。

そこには女性の胸の谷間のような画像が。

何を送ってきてるんだと焦る西片。

しかし次の画像でそれは木村の腕だったことがわかります。

木村にからかわれた西片ですが、逆にこの画像は高木さんをからかうのに使えると考えます。

高木さんにも木村の画像を送りますが、高木さんにはあっさり腕でしょと見破られます。

 

高木さんをからかうネタを考えていると高木さんからメッセージが届きます。

高木さん『ステーキ好き?嫌い?』

西片は『好きだよ』と返信しようとしますがこれだけだと告白してるみたいだと気付き思いとどまります。

そして西片は『好きだよ(ステーキ)』と返信します。

高木さんのからかいを珍しく回避した西片。

次の高木さんからのからかいも見事回避します。

 

そして西片も反撃します。

『キスって好き?』

魚のキスを男女のキスと勘違いさせる作戦です。

しかし高木さんからは一向に返信がありません。

もしかして高木さんは魚のキスとわからず引かれてしまったのかと恥ずかしくなります。

西片が悶々としていると高木さんからようやく返信が来ます。

そこには動画が添付されていました。

動画は高木さんの自画撮りで高木さんの「好きだよ」というセリフが収められていました。

顔を赤くなる西片。

すかさず高木さんから『カオ赤いよ?』と見透かしたようなメッセージが届きました。

西片『赤くないよ!!』

高木さん『ほんとかなーじゃあ今写真とってみてよ』

西片『やめとくよ・・・』

西片は高木さんに完璧にやられたとくやしがります。

 

~高木さんの部屋~

高木さん「顔見たかったなー。大体想像つくけど。」

後ろ姿の高木さん。顔が見えません。

高木さん母「ごはん作るから手伝ってー。」

高木さん「はーい」

自室から出ようとする高木さん。

高木さん「西方の顔真っ赤になってるかなー。」

高木さん「・・・まぁ、私も人のこと言えないけど。」

高木さんの顔も西片に負けないくらい赤くなっていました。

 

歩数

~休日:普通の道~

私服で歩いている高木さん。

その高木さんを同じく私服で待ち受ける西片。

西片「おっと、高木さんじゃないか。」

高木さん「あ、西片。」

西片「ふふふ。こんなところで、偶然だねぇ。」

西片(実はここを通るのは知っていたのさ。昨日会話をちらっと聞いてしまっていたからね。)

西片は学校で高木さんが友達と会う約束をしているのを聞いて、今日ここの道を通ると知っていたので待ち伏せしていたようです。

高木さん「で、どこ行くの?西片は。」

西片「・・・まぁ適当にぶらぶらしてるだけだよ。」

当然怪しむ高木さん。西片を追求します。

西片は何とか話をそらして高木さんに勝負を申し込みます。

高木さん「・・・いいよ。何する?」

西片「そうだなぁ。」

考えるふりをする西片。

西片「じゃや、あの木まで何歩かかるか予想して、近い方が勝ちってどう?」

少し離れた木を指差して言う西片。

高木さん「ふーん。それじゃあちょっと近いし、向こうの電柱までにしない?」

西片「え!?」

高木さん「だめ?」

西片「いや・・・いいよ。」

西片(そう来たか高木さん。計算通りだ。そう来るだろうと思って、あらかじめ電柱までの細数を数えておいたのさ。)

今回の西片は一味違います。先の先の読んだ行動です。

しかし高木さんは西片の顔を見て何かを感づきます。

高木さん「んー。やっぱり2本先の電柱までにしよっか。」

西片「な!!な・・なんで?」

高木さん「だめ?」

西片「いや・・・ダメじゃないけど。」

高木さん「じゃあ決まりね。」

高木さんは西片の予想の上をいきました。

予想外の出来事ですが西片は自分を落ち着かせます。

1本目の電柱までは35歩だから単純に2倍にして70歩にすれば大丈夫だと考えます。

高木さん「じゃあ70歩で。」

西片の考えを読んだような高木さんの回答。

焦る西片。

西片「じゃあ・・72歩・・」

お互いの回答がまとまったので2本目の電柱までの距離を二人で歩いて数えます。

高木さん「そういえば西片。会ったのって、本当に偶然?」

西片「・・・・・・・そうだけど・・なんで?」

高木さん「だって私の行き先聞いてないのに、こっちの方向で勝負しかけてきたから。」

西片「あ・・・・」

動揺する西片。

高木さん「もしかして私の行き先知ってて・・わざわざここで待ってたの?」

西片「な・・・なんのことやら・・・」

高木さん「それってさぁ西片。」

西片はもしかしてストーカー行為をしてしまったのではと考えます。

焦る西片はごまかそうとします。

西片「いやいや・・・!!偶然だよ!!行き先も・・なんとなく・・・」

高木さん「なんか怪しいなぁ。」

西片「さっさとしないと約束に・・・」

高木さん「なんで誰かと約束あるって知ってるの?」

墓穴を掘る西片。

高木さん「やっぱり知ってたんだ。それってさぁ西片。」

高木さんにストーカーと指摘されると恐れる西片。

しかし高木さんは西片の予想外のことを言います。

高木さん「私のこと、好きなの?」

顔が赤くなる西片。

高木さん「だってそうでしょ。偶然装って会いに来きたんだもん。」

西片「ち・・・違うよ!!ただ勝負をしに・・」

高木さん「本当かなー。」

そんなやり取りをしていると今何歩歩いたか数えるのを忘れてしまった二人。

高木さんは友達との約束もあり時間もないので結局勝負はなしになります。

 

~駄菓子屋の前~

友達と待ち合わせ場所に到着する高木さん。

友達「やっほー。」

高木さん「待った?」

友達「んーん今来たとこー。」

高木さんの顔を見て何かに気づく友達。

友達「・・・何かいいことあった?」

高木さん「んーちょっとねー。」

西片のいる学校ではこの駄菓子屋が定番の待ち合わせスポットのようです。

 

 

外見

~登校中~

高木さん「おはよ西片。」

西片「やぁ、高木さん。おはよう。」

じーっと西片を見つめる高木さん。

西片「な・・・何?」

高木さん「ん?いい勝負考えてきたって顔してるから。」

ドキッとする西片。

高木さん「あたりって顔してる。」

さすが高木さん。西片のことはなんでもお見通しです。

高木さん「で、なんの勝負なの?」

西片「おれは昨日とどこか違っています。さて、どこでしょう。」

高木さんは西片の手を観察します。

高木さん「気分とかじゃなくて?」

西片「外見だよ。」

自信満々の西片。

西片は昨夜髪の毛を少しだけ自分で切ったようです。

そんな違いはいくら高木さんでもわからないはずと余裕の西片。

 

高木さんは西片のことをじーっと観察します。

いつものようにじっと見られて恥ずかしくなる西片。

目や耳を至近距離で見られて顔が赤くなります。

これ以上見られる恥ずかしさに耐えられなくなった西片はタイムアップを制限。

高木さん「そう来たか。」

西片「答えは!?」

高木さん「髪の毛。」

西片「はああああ!!」

地面に倒れるほどショックを受ける西片。

楽しそうな高木さん。

西片「な・・・なんで・・」

高木さん「すぐ変えられる外見なんて、爪か髪の毛ぐらいだし。爪じゃなかったら髪の毛かなーって。」

だから最初に西片の手を観察していたのですね。

高木さん「じゃあ罰ゲームだけど、私も明日ちょっと外見変えてくるから、次は西片が当ててね。」

西片(高木さんめ・・・!!恥ずかしくてまじまじ見られないとわかってて!!)

高木さん「ほらほら学校行こ、遅れちゃうよ。」

 

ドッジボール

~空き地~

木の棒で地面に線を書いてドッチボールの陣地を書く西片。

高木さんもいます。

西片「よし、できた。」

高木さん「じゃあ、見せてもらおうかなー。わざわざボールを取りに戻ってまで、自信満々にドッチボールで勝負を挑んできた根拠を。」

西片「ふふふ・・・来るがいいよ。」

高木さん「罰ゲーム何してもらおうかなー。」

西片(もう勝った気で・・でも勝つのはおれだよ。)

西片は今日の体育のドッチボールで何かが憑りついたようにボールをよけまくれたらしくこの感じなら高木さんに勝てると思って勝負を申し込んだようです。

 

勝負が開始します。

しかしボールを持っているのは高木さんですが、なかなか投げません。

投げるふりをしてフェイントをかけたりと西片をじらします。

西片は体育の授業だと5秒以内に投げるルールだったと指摘します。

高木さん「えー、でも状況が違うよー。例えば外の人はいないし。」

西片「そうだけどさ・・・」

高木さん「後ろの壁に跳ね返ったのもありにしてくれたら、私も5秒以内に投げるよ。」

西片は後ろの壁を振り返ります。

そしてその隙をついて高木さんが西片にボールを当てます。

西片「えぇ!?」

高木さん「やったー。」

西片「今のはなしじゃないの!?」

高木さん「んー?なんで?」

ごねる西片に高木さんはもう一度勝負をしてあげることにします。

ただし今度も制限時間はなし。

もう油断はしないと気を引き締める西片。

高木さん「ところで西片は避けるのかな、それとも受け止めるのかな。私は西片には避けるより受け止めてほしいなー。」

顔が赤くなる西片。

西片「ど・・ドッジの話だよね。」

高木さん「ドッジの話だよ。」

高木さん「西片は男らしいから避けるなんてしないよね。」

西片「な。」

西片の避けまくる作戦は高木さんの一言で封じられます。

高木さん「たぶん私が変なとこ投げても、追いかけて受け止めてくれるんだろうなぁ。」

西片「いやいや・・そんな・・安い挑発にオレが乗るとでも・・」

ボールを高くふんわりと山なりに投げる高木さん。

西片が捕れるかどうか微妙な位置です。

 

ジャンプする西片。

指先がボールに触れますが結局捕れませんでした。

高木さん「私の、勝ち。」

嬉しそうな高木さん。

安い挑発に乗ってしまったと悔しそうな西片。

高木さん「追いかけてくれて嬉しかったよ。」

顔が赤くなる西片。

高木さん「帰ろうか。」

 

~帰り道~

高木さん「ねぇ西片。西片が投げるなら、私に避けてほしい?受け止めてほしい?」

顔が赤くなる西片。

西片「ドッジの話だよね?」

高木さん「ドッジの話だよ。」

西片「別にどっちでも・・・絶対に当ててみせるし。」

高木さん「へぇ意外と強引なとこあるんだね。」

嬉しそうな高木さん。

高木さん「ふーんそっかー。へぇー。」

西片「ドッジボールの話だよね!?」

高木さん「ドッジボールの話だよ。」

ドッジを恋愛に例えるとはさすが高木さん。

 

感想

西片と高木さんの二人はいつから正式に交際をスタートするのでしょう。

最後二人が結婚することは明らかになっていますが、そこまでの道のりも非常に気になるところです。

 

10巻のネタバレはこちら

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