【ネタバレ】からかい上手の高木さん10巻|全話詳細ネタバレ

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からかい上手の高木さん第10巻の全話ネタバレ感想記事です。

飛ぶ鳥を落とす勢いのからかい上手の高木さん。

名前は聞いたことはあるけれどどんな内容の本かわからないという方も多いと思います。

一言でいうと中学生女子「高木さん」が中学生男子「西片君」をひたすら愛を持ってからかうという漫画です。

読んだ人はかならず「俺もこんな青春おくりたかったなー」と思うことでしょう。

9巻のネタバレはこちら

 

ネタバレ

それでは早速ネタバレしていきます。

西片

遠い未来の話。主人公は西片と高木さんの娘。続編のスピンオフでは娘は「ちー」と呼ばれているのでここでもちーとします。

~教室:自習~

隣の席の男子が寝ているのを見てからかおうとするちー。

寝ている頭の上に本を構えておいてから男子を起こそうとします。

起きたら頭に本がぶつかります、があっさり隣の席の男子に思惑を見破られます。

 

隣の男子「お前さ、よくオレにちょっかいかけてくるよな。」

ちー「そ・・・そうだっけ・・・?」

隣の男子「もしかしてお前、俺のこと・・・」

顔が赤くなるちー。

隣の男子「負かせたいのか?」

ちー「へ?」

隣の男子「なんだ?なんか勘違いしたか?まぁお前オレに負けっぱなしだもんな。入学式からずっと。」

どうやら二人は西片と高木さんのような関係性。

ちー「アンタが自分に有利な勝負ばっかりしかけてくるからでしょ!」

隣の男子「そんなつもりないけどな。ズルはしてないし。」

ちー「まったく・・・アンタに何か得でもあるわけ?」

隣の男子「まぁ、それなりに。」

ちー「そんなに楽しいか!!」

 

隣の男子の提案でちーがルールを決めて勝負をすることになります。

ちーが思いついたのは21ゲーム。
第4巻で西片と高木さんが勝負したゲームです。

ちー「1から順番に交互に3つまで数字を言い合って、21を言った方が負けってゲームよ。」

隣の男子「へぇ。」

ちー「私は優しいから先行は譲ってあげるわ。」

ちー(ふふふ)

隣の男子「お前さ、もしかしてこのゲーム、ズルじゃないよな。」

焦るちー。必勝法があることを気づかれないように必死です。

隣の男子「なんか21ってのか怪しいぞ。もしかして・・・」

ちー「全然怪しくないから!あんまり考えるな!」

隣の男子「21言った方が勝ち。ってルールでいいんだよな?」

21を言った方が負けなのにさらっとルールを言い換えています。

ちー「そうだよ!!ほらさっさと始めよう。」

ちーは動揺して21を言った方が勝ちと認めてしまいます。

相手の男子は必勝法に気づいていてちーに勝利します。

悔しがるちー。

悔しがった顔は西片にそっくりです。ちなみに外見は高木さんそのまんま。

ちー「アンタ・・・これ・・知ってたろ・・」

隣の男子「なんのことだか。さて、じゃあなにしてもらおうかな。」

ちー「え!?なにそれ!聞いてないんだけど!」

隣の男子「自分に有利だと思う勝負で負けたんだから文句言うなよ。」

いいかえせないちー。

隣の男子「じゃあそうだな、俺の事、ちゃんと名前で呼べよ。アンタとかじゃなくてさ。」

顔が赤くなるちー。

ちー「つ・・・次からそうする・・」

ちー「あの・・それ条件あるんだけどさ、」

隣の男子「負けといて厚かましいな。お前・・」

ちー「私も名前で呼んでよ・・」

隣の男子「わかったよ西片。えーと?西片・・下の名前なんだっけ。」

照れている男子。

ちー「はぁ!?なんで知らないの!?」

隣の男子「ちがつくのは知ってるんだけど・・」

両親と同じく隣の席の子と両想いのようです。

しかしちーは高木さんと瓜二つです。

表情は西片に似てます。

 

縦読み

~教室:授業中~

授業中にも関わらず高木さんをからかう良い方法がないか考えている西片。

そして西片は横書きの教科書を見たときにふと縦読みでも単語が隠れていることに気が付きます。

この縦読みを使って高木さんをからかうことを考えます。

早速手紙を書いて高木さんに渡します。

高木さん「手紙・・・ラブレターかな?」

嬉しそうな高木さん。

西片「な!!ち・・・違うって普通の!!」

高木さん「あはは、わかってるよそのくらい。じゃ読ませてもらおうかな。」

西片の手紙

おとなになって
レストランで酒を
のむような
かねもちになったら
チキンの
でかいのを
いっぱい食べても
いいと思う

一見わけのわからない手紙ですが縦読みすると『おれの勝ちでいい?』となります。

高木さんがわけもわからずいいと思うよと返してくるのを西片は狙っています。

高木さん「はい、返事。」

そういって高木さんは手紙を渡します。

 

高木さんの手紙

わからないけど
たまになら
してもいいと思うよ。
飲みすぎ食べすぎは
カラダに悪いから
ちゃんと自制してね。

高木さんは西片の縦読みを見破って逆に縦読みで『わたしの勝ち』と返してきました。

高木さんに全てを見破られて悔しがる西片。

しかしこりずにまた手紙を書きます。

西片の手紙

おいしい食べ物には
には人を幸せに
する力があると
おもわない?

手紙を渡してほくそ笑み西片。

何の意味もない手紙を渡して高木さんをからかう作戦です。

 

高木さん「返事。」

そういって手紙を渡します。

 

高木さんの手紙

あると
思うよ
(どうせ横にも縦読みないんでしょ)

考えを全て見抜かれている西片。

高木さん「わかりやすすぎるよ西片。」

西片(また・・勝てなかった・・・高木さんめ・・・)

 

高木さん「はい、これ。」

高木さんが再度手紙を渡します。

読んだ西片は顔が赤くなります。

高木さんの手紙

手紙くれて
うれしかったよ
またくれたら
うれしいな

何とか縦読みを探そうとしますがどこにも見つけられない西片。

 

高木さん「西片、それ縦読みないよ。」

西片「へ。」

高木さん「なんて、どこかに縦読みあるかもね。」

西片(どこだ・・・!どこだ・・・・!)

高木さんの本心に照れまくりの西片。

しかしこの二人は授業聞いているんですかね。

 

 

~登校中~

西片の後ろ姿を見つけた高木さん。

西片はなぜかいつもと違う道に入っていきます。

高木さんは後をこっそりとつけていきます。

 

西片が遠回りをした理由は犬に会うためでした。

犬にお手をして頭をわしゃわしゃなでて嬉しそうな西片。

西片は動物好きですからね。

 

 

ふと後ろを振り返ると高木さんがいて驚きます。

西片「なんでいるの!?」

高木さん「さっき見かけたらついてきたんだよ。その犬触れるんだね。」

西片「あ・・・ああ最近知ったんだよ。」

高木さんが見ているので犬を控えめに触る西片。

 

高木さん「あれ?さっきはもっとわさわさーってしてなかった?」

西片「そうかな・・・こんなもんだったよ・・・」

西片(くそ・・・高木さんめ、まじまじ見られてるのに全力でかわいがれるわけないだろ。)

 

高木さん「おとなしい犬なんだね。」

西片「ああ・・・かなりおとなし・・・」

異変に気付く西片。

高木さんの立ち位置がちょっと遠いことに気が付きます。

 

西片「高木さんもさわってみれば?」

高木さん「・・・・噛まない?」

西片「あぁぜんぜんおとなしいよ。」

高木さん「んー・・やっぱいいよ私は。」

嬉しそうな西片。

西片「お手とかも出来るんだよほら。」

高木さん「へぇ、かしこいね。」

西片「やってみれば?」

高木さん「んーん。見てるだけで楽しいし。」

西片「そっかー。」

西片は高木さんが犬が怖いのだと確信します。

西片「ふふふ、勝負しないかい高木さん。」

高木さん「勝負って?」

西片「犬をさわれたら高木さんの勝ち。できなければオレの勝ち。」

高木さん「んーちょっと単純すぎるかなー。もうちょっと違うのにしない。」

西片「怖いのかな。まぁ怖くて無理ってのならやめてもいいけどね。」

高木さん「わかったいいよ。」

西片「おっと、言い忘れたけどこいつわりと狂暴かもね。」

ほんとは大人しい犬なのに噓をつく西片。

 

そんな話をしていると家から飼い主のお姉さんが出てきます。女子高生くらいの年齢。

西片は大人しい犬だとばらされたらまずいと警戒します。

 

飼い主「よーまた来てたのか。ちゃんとお手を覚えさせてくれてありがとうな。」

高木さん「いいえ。」

高木さんと飼い主さんは知り合いだったようです。

西片「え?」

飼い主「ごっちゃに覚えてたから困っててさー。助かったよー。じゃあな遅刻すんなよー。」

そういって飼い主は去っていきます。

残された西片と高木さんと犬。

高木さんはすたすたと犬に近づきます。

高木さん「お手。」

犬も素直に従います。

高木さん「西片ももうちょっと学習した方がいいんじゃないのかな。さて学校行こうか。」

急に西片の方を向く高木さん。

高木さん「西片お手。」

西片「え!?」

高木さん「罰ゲームだよ。」

西片「えぇ!!」

いつになっても西片は変わりませんね。

 

クッキー

~調理実習の教室~

西片と木村と前歯の友人の3人がいます。

木村がぼりぼりと調理実習で作ったクッキーを食べています。

木村「はー幸せだなぁ。授業でクッキー作れるとか最高じゃないか。」

前歯の友人「いつまでエプロンつけてんだ木村。」

 

~学校の廊下~

木村「ずっと調理実習してたいよおれは。なぁそれ余ってるならくれよ。」

前歯の友人が持っているクッキーに目を付けた木村がくれと要求します。

前歯の友人「ダメダメ。これはね交換するためにとっておくのさ。女子の作ったクッキー欲しいだろ。」

木村「同じ材料なんだから味は同じだろ。」

後ろから突然ミナが現れます。

ミナ「ふっふっふお教えしましょー!!たとえ同じ材料同じ作り方でも、好きな人からもらったクッキーはおいしく感じるものなのです!」

ミナ「と!!真野ちゃんがさっき言っていました。」

真野ちゃんもやってきます。

真野ちゃん「ちょっと声でかいよ!!やめてー!!」

真野ちゃんがミナを連れて去っていきます。

 

木村「そうなのか?」

前歯の友人「いや、別に好きな人からもらいたいわけじゃないから・・・でも実際女子からクッキーもらえたら嬉しいだろ!!」

木村「いっぱいたべれるもんな。」

話がかみ合わない二人。

前歯の友人「バーカ!!西片は!そう思うだろ!?」

西片「さ・・・・さぁ、どうだろ・・・」

明らかに高木さんを意識していそうな西片。

何かを察したのか急に前歯の友人が叫びます。

前歯の友人「うおー誰かオレとクッキー交換してくれー!!」

木村「誰かクッキーくれー!」

 

~教室~

自席につく西片。

高木さん「にーしかた。」

西片「高木さん。」

高木さん「ねぇ、私の作ったクッキー欲しい?」

西片「え。」

高木さん「欲しくない?」

西片「く・・・くれるなら欲しいけど?」

高木さん「じゃあ欲しいってことだね。」

西片「え!?」

高木さん「そっかー私の作ったクッキー欲しいのかー。じゃあ、クッキー賭けて勝負しよう。」

高木さん「私が勝ったら西片のクッキー全部もらうね。」

西片(なんだそれー!!緊張して、損したー!!)

西片「で、なんの勝負するの?」

高木さんが選んだ勝負はシンプルにジャンケン。

当然のように高木さんが勝ちます。

 

高木さん「勝ちは勝ちだからねー。」

そう言って高木さんは西片のクッキーを取ります。

そして西片に自分の持っていたクッキーを渡します。

西片「ん?」

高木さん「はい。」

西片「え?」

高木さん「私の作ったクッキー。」

西片「な、なんで?」

高木さん「勝負してくれたからあげようと思ってたから。」

西片「え・・オレがジャンケンで勝ってたらどうするつもりだったの?」

高木さん「んー・・・あまり考えてなかったかな。欲しかったんでしょ。私のクッキー。」

西片「べ・・別にそんなことは・・」

高木さん「ふーん。私は西片のクッキー食べたかったよ。」

同じ班で作ったクッキーだし味は同じだと主張する西片。

 

高木さんが西片のクッキーを食べます。

高木さん「うん、おいしー。」

 

西片も高木さんが作ったクッキーを食べます。

西片は高木さんが作ったクッキーの方が自分が作ったクッキーよりおいしく感じます。

そこでミナが言っていた好きな人からもらったクッキーはおいしく感じるという話を思い出して顔が赤くなります。

往生際が悪く高木さんが好きと認めたくない西片はきっと高木さんは隠し味を入れているだと自分を納得させるのでした。

 

エイプリルフール

~道~

学校は春休み。

西片と高木さんは待ち合わせをして駄菓子屋に行きます。

高木さん「や、西片。」

西片「やぁ高木さん。」

西片「じゃ行こうか。楽しみだねー。駄菓子屋の特売。」

西片「そうだね高木さん。」

西片は今日がエイプリルフールなので、駄菓子屋の特売なんてやっていないのにやっていると嘘をついて高木さんを誘い出したようです。

 

~駄菓子屋~

駄菓子屋に到着するとドアに『本日特売日』の張り紙が張ってあります。

驚く西片。

嘘をついたはずなのに本当に特売日になっています。

高木さん「あれ?どうしたの西片。噓ついたのに本当に特売だなんて・・・・って顔してるよ。」

高木さんに全て見透かされている西片。

 

西片はエイプリルフールというチャンスを生かしてなんとか高木さんをからかいたいと考えています。

 

高木さん「西片、見て これ。」

そう言って高木さんが見せたのは『まるめた草』というすこぶるまずそうなお菓子。

西片「うわ・・まずそう・・・」

高木さん「・・と思うでしょ。でもおいしいんだよ、これ。」

西片(絶対・・・嘘だ・・そんなバレバレなウソに引っかかってたまるか。)

警戒する西片ですが、このチャンスを生かして逆にからかうことを思いつきます。

それは『まるめた草』を食べておいしいと嘘をつき高木さんにも食べさせる作戦です。

 

『まるめた草』を買って早速食べる西片。

しかし高木さんの言う通り本当においしい味でした。

高木さんは西片に嘘をつくことはないと西片はいつになったら学習するのでしょうか。

 

西片は自分から仕掛けようと高木さんが好きなアイスが売り切れだと嘘をつきますが、あっさり見破られます。

高木さん「嘘・・・止めにしない?西片バレバレなんだもん。せっかく二人でいるんだから。普通に話そうよ。」

高木さん「とにかく今から嘘はなしね。」

西片「・・・・わかったよ・・」

高木さん「今日はエイプリルフールだからだまそうと思ったんでしょ。嘘はなしだよ。」

西片「・・・・・うん・・・」

高木さん「私は西片に誘われてうれしかったのになー。」

顔が赤くなる西片。

高木さん「ねぇ西片。私に照れたことある?」

西片「な。」

高木さん「嘘はなしね。」

苦悩する西片。

西片「あ・・・あるよ・・・」

顔が真っ赤になる西片。

高木さん「へぇー。あるんだーふーん。そっかぁ。」

西片(く・・・エイプリルフールなのに・・・なんでこんなことに。)

高木さん「西片。2年になっても同じクラスだといいね。」

西片「・・・うん・・・」

高木さん「ね。」

素直な西片が見れました。

 

リベンジ

~体育館~

2年生になってから行われるスポーツテストで勝負を申し込む西片。

1年生の時に西片は高木さんに負けたのでリベンジです。
※1年生の時のスポーツテストは第7巻

高木さん「いいよ、何賭けるの?」

西片「ふふふ。オレが勝ったらからかうのをやめて欲しい。」

高木さん「あははキメ顔で変なこと言ってる!」

西片「な・・・!!」

高木さん「いいよ、じゃあ私が勝ったら今まで通り一生からかってもいい?」

西片「・・・・・オッケー。」

高木さん「まぁ、私が勝つと思うけど。去年みたいにね。」

西片「ぐ・・・」

西片(・・・フン、高木さんめ・・・1年前と同じ俺だと思うなよ。去年のスポーツテストから1年間、時間を見つけては練習してきたのさ!!)

西片の地味に凄いところです。去年高木さんに負けて悔しかったからといってそこから1年間継続して練習できるなんてなかなか出来ることではありません。

 

スポーツテスト開始です。

練習をしてきたこともあり、成果が出ている西片。

高木さんと途中結果を見せっこします。

高木さん「どう?西片。」

西片「まぁまぁかな。」

西片(びびれ。)

高木さん「・・・いい勝負だね。」

圧勝していると思ったので驚く西片。

高木さん「私の方が負けてるけど次で逆転かなー。」

次は高木さんの得意な長座前屈です。

西片は3点で高木さんは10点満点でした。

西片が高木さんを見ると満面の笑みを返してきたので高木さんに逆転されたと思います。

 

しかし最後は西片の得意な握力です。

 

高木さんは3点。

さっき長座前屈で西片が3点、高木さんが10点で逆転されたので、ここでまた西片が10点を取れば逆転できると考えます。

しかし西片が力を入れようとした瞬間に高木さんが耳に息を吹きかけて力が抜けてしまいます。

またとないチャンスを逃してがっかりする西片。

 

そんな西片をじっと見る高木さん。

高木さん「ねぇ、西片ルール変更する?私と握力勝負。」

西片(高木さんめ・・良心の呵責に耐えかねてそんなことを・・しかし・・ここは男らしく・)

西片「いや・・・俺の負けだよ。」

高木さん「いいの?西片の負けで。」

西片「あ、ああ」

そもそも手をつないで握力勝負などクラスメイトがいる前で恥ずかしくて出来ない西片。

高木さん「ほんとに?いいの?」

何度も確認する高木さん。

西片「いいってば・・」

高木さん「よかった。私の方が点数低いし。」

西片「えええええ!!」

高木さん「すごいね西片。」

素直に褒められて顔が赤くなる西片。

西片「い・・いや・・でも。」

高木さん「来年も勝負しようね。」

勝てるチャンスを逃した西片でした。

 

釣り

~下校中に池に向かう~

高木さん「どこまで行くの?」

西片「ああ、そろそろだよ。」

高木さん「ふーん。人気のないところで何をするつもりなのかなー。」

西片「な!?ほ・・・ほら着いたよ。池!!」

高木さん「へぇ。こんなとこに池あったんだ。」

西片「そしてここに・・釣竿!!と餌!!」

草むらの中に隠してあった釣竿と餌を取り出します。

 

西片は釣り勝負をするつもりで高木さんを池まで連れてきたとのこと。

ルールは池にいるフナを先に5匹釣った方の勝ち。

 

二人とも釣竿を垂らして魚がかかるのを待ちます。

高木さん「なんかいいね。のんびりしてて。」

西片「あ・・・そ・・そうだね。」

ちょっと照れている西片。

高木さん「ねぇこの池って大物とかいるの?」

西片「・・・大物か。やたらでかいやつがいるらしいけど。」

高木さん「へー。ねぇそれ釣ったら無条件で勝ちにしない?」

西片「いいけど、無理だと思うよ。オレも見たことないし。」

 

話ながらも早速高木さんが一匹目を釣ります。

しかし西片は高木さんは魚の針を外せないと読みます。

針を外せなければ次の魚は釣れないのでこのまま西片の勝ちもありえると考えます。

しかし高木さんは手際よく魚から針を外していきます。

高木さん「私、家で魚おろしたりするし、平気なんだよ。残念だったね。」

中学生なのに魚をおろせるとは高木さんの万能さがすさまじいです。

 

そのまま時間が経過します。

西片は3匹目を釣りますが高木さんは4匹目です。

しかし高木さんは本当になんでも上手ですね。

 

このままでは負けてしまう西片は大物を釣るしかないと考えます。

 

そしてタイミングよく大物が西片の釣竿にかかります。

しかし大物の力はすごく西片が池に引きずりこまれそうになります。

引きずりこまれそうな西片を高木さんが後ろから抱きしめて助けます。

西片は池に落ちなくて済みましたが糸が切れてしまい、大物には逃げられてしまいました。

高木さん「あー、残念だったねー。でも落ちなくてよかったよ。」

西片「あ・・うん・・」

高木さんに抱きしめられたことで顔が真っ赤になる西片。

高木さん「西片の糸切れっちゃったし、私の勝ちでいい?」

西片「う、うん。」

 

~帰り道~

並んで歩く二人。

高木さん「楽しかったねー。」

西片(心臓が・・・全然鳴りやまない。)

高木さんに抱きしめられたせいです。

西片(これは・・・)

高木さん「こい。」

西片「へ・・・・!!」

高木さんに心を読まれたと思い焦る西片。

高木さん「だったね。大物。」

西片「あ・・ああ、鯉だったね。」

高木さん「鯉にお礼言いたいなー。」

高木さん「だって、鯉のおかげで、西片に勝てたし。」

高木さん「罰ゲームどうしようかなー。」

西片は鯉のおかげで西片を抱きしめられたしと高木さんに言われると思ってドキドキしていました。

 

~教室:授業中~

授業中に高木さんがシャーペンの芯のケースを開けようとしているのを見ている西片。

新しいシャーペンの芯のケースにはテープが貼られていて高木さんはなかなかはがすことが出来ません。

最終的にはカッターでテープに切れ目を入れてケースを開けていました。

その一部始終を見て何かをひらめく西片。

 

~教室:休み時間~

高木さんの机にセロハンテープで蓋をした箱を置く西片。

西片「いろんな友達に・・材料借りて・・作ってきたんだ。」

高木さん「へぇ。休み時間になった途端どこか行ったと思ったら。」

西片「勝負をしないかい高木さん。1分以内にこの箱の中に、何が入っているか答えられたら高木さんの勝ち。道具の使用と箱を壊すのは禁止で。どう?」

高木さん「いいよ。」

西片は高木さんがシャーペンのケースを開けるのに手こずっているのを見て高木さんはテープをはがすのを苦手と考えてこの勝負を考えたようです。

しかし高木さんは箱を開けずに、振ってその音で中身を判断しようとします。

高木さん「んー、中にもう一つ箱があるのかな。その中にー小さめのものかな・・・そこまで固くもなさそう・・・で西片が持ってそうなものと言えば・・」

高木さん「消しゴムだ。」

驚く西片。

西片「あ・・・・当たり・・」

高木さんの名探偵ぶりが凄すぎます。

高木さん「ふってわかるようなものを入れてあるあたり、西片らしいねー。」

西片(ま・・・負けたぁああ)

完全敗北の西片。

 

~次の日:教室~

昨日とは逆で今度は西片の机の上にテープで蓋をした箱が置かれます。

西片「ん?」

高木さん「私も作ってみたんだー。勝負、する?」

西片「もちろん・・・やる!」

一分以内に箱の中身を当てたら西片の勝ちです。

箱のテープを軽やかに外していく西片。

10秒経過したところで全ての箱のテープをはがし終わり箱を開けます。

中にはガチャガチャのカプセルにビニールテープをがちがちにはったやつが入っています。

これを全てはがすのは難しそうです。

西片「こんなのあり!?」

高木さん「ありじゃないかなー。残り45秒。」

全てのテープをはがしていたら到底間に合わないと感じた西片は高木さんのように音で判断しようとカプセルを振ってみます。

しかし音はしません。更に重くもないので西片はティッシュと予想しますが結果は外れ。

がっかりする西片。

嬉しそうな高木さん。

西片「こ・・・答えは・・?」

高木さん「答えは、テープを巻いたカプセルでしたー。」

西片(カプセルそのものが・・答え・・・!!?やられたぁああ!!!)

答えを知り更に悔しそうな西片。

 

高木さん「・・・・・このゲームの結果ってさ、私たちそのままって感じだねー。」

意味がわからない西片。

高木さん「西片のはわかりやすくて、すぐわかっちゃうし。」

悔しそうな西片。

高木さん「私のはすごくわかりやすくて見えてるのに、西片がちゃんと見てないとことか。」

混乱する西片。しかし読者からすると非常にわかりやすい話です。

西片の言動は高木さんからすればすごいわかりやすい反応だし、実際わかってしまう。

高木さんは西片への好意がにじみ出ているのに西片は全く気が付きません。

 

高木さん「私、西片が勝負しようって言ってくるの、大好きだよ。」

西片「は!?」

顔が真っ赤になる西片。高木さんは素直に好意をぶつけます。

西片「か・・・からかえるからだろ・・・」

高木さん「こういうことだよ西片。」

二人の関係性が箱に表れた一話でした。

 

呼び方

今回は過去編です。高木さんの呼び方が西片君から西片へ変わった経緯が明らかになります。

~教室~

高木さん「やっぱり面白いねぇ。西片君は。じゃまたねー。」

一日中からかわれて悔しそうな西片。

何か手はないか考えます。

 

~廊下~

西片と木村と前歯の友人の3人が廊下に立っています。

この3人はずっと仲が良いみたいです。

 

そこにサナエが現れます。

サナエ「木村ー。」

木村「あ、月本さん。」

サナエの苗字は月本です。

サナエ「木村、図書委員でしょ。この本あるか、暇な時に確認しとけって先生が。」

木村「え、月本さんも図書委員・・・」

サナエ「じゃ、渡したから。」

サナエは書類を渡して去っていきます。

前歯の友人「お前って月本さんと仲良いの?」

木村「なんで?」

前歯の友人「ほら呼び捨てだったから。さっき。」

木村「いや、最初からだったよ。なぜか。そのせいか威圧感あってさぁ・・・委員の仕事とか押し付けられても断れないんだよ。」

前歯の友人「まぁ確かに、親しくもないのに呼び捨てって威圧感あるかもな・・・」

二人のやり取りを聞いて何かをひらめく西片。

 

~授業終了~

高木さん「じゃあね西片君、また明日。」

西片「ああ、また明日。」

西片「高木・・・」

呼び捨てにする西片。

詰め寄る高木さん。

高木さん「ん?んー?」

西片「・・・・さん・・・」

高木さんの圧力に負けてついさんをつけてしまった西片。

高木さん「あれ?呼び捨てにしようとしてなかった?」

西片「いや・・・」

西片(くそ・・・いきなり呼び捨てにして威圧感を与える作戦が・・・)

西片「し・・・してないよ呼び捨てなんて。」

西片をじーっと見つめる高木さん。

高木さん「嘘ついてる顔だ。」

帰ろうとして席を立っていた高木さんがまた席に座ります。

西片「か・・・帰るんじゃなかったの・・・」

高木さん「ほんとのこと言ってくれたら帰るよ。」

西片「えぇ・・・」

高木さん「ほらほら早く。」

放課後に女子と二人でいる状況が恥ずかしい西片。

高木さん「なんで急に呼び捨てにしてみたの?」

西片「ちょっと威圧感を与えられるかと・・」

西片の回答に笑う高木さん。

 

高木さん「いいよ。呼び捨てにしても、いいよ。」

高木さん「ほらほら言ってみてよ。」

威圧感を与えるために呼び捨てにしようとしたのに、逆に威圧感を感じている西片。

高木さん「呼び捨てって仲良い人にするものだと思うんだよねー。親しみを込めて。」

そんなことを言われた西片は恥ずかしくて呼び捨てに出来ません。

顔が赤くなる西片。

なかなか呼び捨てが出来ない西片に高木さんはしたかったらいつでも呼び捨てにしていいからね。と伝えます。

高木さん「さて、楽しんだし帰ろうかな。」

高木さん「じゃあね、西片。」

驚く西片。

高木さん「西片・・・西片・・・うん、なんかしっくりくるや。明日からそう呼んでいい?」

西片「えぇ!?いいけどさぁ・・」

高木さんが初めて「西片」と呼んだ瞬間でした。

 

感想

西片と高木さんの娘のちーが主人公の話も登場しました。

両親と同じく甘酸っぱい青春をしていてうらやましい限りです。

 

11巻のネタバレはこちら

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