【ネタバレ】からかい上手の高木さん11巻|全話詳細ネタバレ

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からかい上手の高木さん第11巻の全話ネタバレ感想記事です。

飛ぶ鳥を落とす勢いのからかい上手の高木さん。

名前は聞いたことはあるけれどどんな内容の本かわからないという方も多いと思います。

一言でいうと中学生女子「高木さん」が中学生男子「西片君」をひたすら愛を持ってからかうという漫画です。

読んだ人はかならず「俺もこんな青春おくりたかったなー」と思うことでしょう。

10巻のネタバレはこちら

 

ネタバレ

それでは早速ネタバレしていきます。

衣替え

~教室~

冬服に衣替えの西片。夏服のままの高木さん。

西片「高木さんまだ夏服なんだ。」

高木さん「そういう西片はもう冬服なんだ。」

西片「そりゃあ、今日寒くなるって天気予報で言ってたから・・・」

高木さん「へぇ、西片天気予報見てるんだ。迂闊だったなー。同じタイミングで衣替えできたら私の勝ちって勝負してたのに。」

西片「勝手に!?」

高木さん「じゃあ西片の勝ちってことで。」

西片「いやいや!!なんかそれいやなんだけど!!・・・・まぁでも、勝手に勝負しかけといて勝手に負けるなんてなかなか間抜けだね。しかも寒くなるのに夏服で・・・」

高木さん「まぁ私そんなに寒さに弱くないし。」

西片「ははは強がりを。じゃあ高木さんが寒いって言ったらオレの勝ちで。」

高木さん「私が寒いって認めたら、でもいいよ。」

自ら不利な条件を提示する高木さん。

 

勝負が始まりますが特に高木さんが寒いということもなく時間が過ぎていきます。

 

~下校中~

いつものように二人で下校します。

企んでいる顔の西片。

西片(ふふふ。あえて今日一日寒いと言わせようとする素振りを見せなかった・・・それによって高木さんは、もう俺が勝負のことなど忘れていると思っているはず。ここがチャンスだ。)

 

西片「高木さん。」

突然話しかける西片。

高木さん「ん?」

西片「突然ですが問題です。ベンはボブより足が速く・・・しかしサムよりかは遅い・・この3人がかけっこしたら最下位は誰?」

高木さん「ボブ?」

西片「正解。では・・サムは何位?」

西片(ふふふ。答えは一位!!つまりつなげて言うと、サムいちい。)

西片はこの問題の回答をさせることで「さむい」と高木さんに言わせる作戦です。

西片(いつぞやの保健室でやられたことを・・やりかえす!!)
※第8巻の「保健室」を参照。

 

高木さん「えーっと、サムねぇ、いちばん。」

高木さんは西片の思惑を見透かしていました。

西片は高木さんに勝つ手段を失いがっかりします。

 

西片(いや・・・まだある。高木さんが余裕ぶって提案したであろう、あれを・・・)

西片「いやー。天気予報通り気温下がったねー。」

高木さん「そうだねー。」

西片「少し寒い?」

西片は高木さんが自分に嘘をつかないことを認識したようで、実際に寒いのでうんというしかないだろうと考えます。

高木さん「うんって言ったら、どうしてくれるの?西片があっためてくれるのかな。」

西片「な。」

高木さん「あっためてくれるよね。」

西片「いや・・・や・・・やっぱなしで!!」

高木さんの発言に恥ずかしくなってしまい勝負をなしにしてしまう西片。

西片「負け負け!!オレの負けで!!」

高木さん「あはは、冗談だよ。西片ってほんとこういうのに弱いね。さて、じゃあもう私の勝ちだし。罰ゲームとしてあっためてもらおうかなー。」

結局からかわれてしまう西片でした。

 

持ちもの検査

~教室:授業開始前~

日直で早く学校に来た西片と高木さん。

二人きりで黒板の掃除をします。

高木さん「そういえば今日持ち物検査が、あったような気が・・」

西片「へー、そうだっけ。」

高木さん「あれ?あんまり焦らないね。」

西片「まぁ、ダメなもの持ってきてないしね。」

高木さん「絶対?」

絶対かと聞かれるとちょっと自信がなくなってくる西片。

高木さんに無意識で漫画やゲームを持ってきているのではと指摘されます。

高木さんのせいで不安になってきたという西片に、そんなに心配なら予行練習をしておこうと提案する高木さん。

西片が席につき持ち物を出します。高木さんは先生役として西片の持ち物をチェックします。

なんだか緊張してきた西片。

西片「も・・・問題ないでしょ?」

高木さん「西方君。先生には敬語を使いなさい。」

先生になり切っている高木さん。

時折西片をからかいながら持ち物検査をする高木さん。

しかし結局問題になるものはありませんでした。

 

今度は攻守交替で西片が高木さんの持ち物をチェックします。

席についた高木さんが持ち物を机の上に出します。

高木さん「よろしくお願いしまーす。」

西片「うむ。」

西片(ふ、高木さんめ、ビビらせてやる。)

くすくすと笑う高木さん。

高木さん「うむって西片の大人のイメージって面白いね。」

早速からかわれる西片。

西片「なっ。け・・敬語を使うこと。」

高木さん「はーい。」

先生役をしているのに高木さんにからかわれて悔しい西片。

余裕そうな表情の高木さん。

 

しかし西片は高木さんが机の上に出したジャージがこんもりしていることに気が付きます。

高木さん「どうしたんですかー?」

西片「そのジャージ・・何か隠してないか?」

高木さん「調べていいですよ。」

西片「な!?」

高木さん「さぁどーぞどーぞ。」

高木さんのジャージに触るなんて恥ずかしくて出来るわけがない西片。

もじもじしていると高木さんにカウントダウンされて時間終了となります。

 

しかもなんと結局今日は持ち物検査はなかったようです。

高木さんに思う存分弄ばれた西片は悔しそうです。

 

高木さんはジャージの隙間から西片から借りていた漫画を出して返します。

やっぱりジャージに隠していたのかとまた悔しがる西片。

高木さん「あまいですねー、西片先生は。いつでも抜き打ち検査していいですよー。」

先生役でもからかわれてしまう西片でした。

 

あっちむいてほい

~学校の廊下~

何かをたくらみながら廊下を歩いている西片。

 

~学校の教室~

西片が教室に入ると中には高木さんがいます。

日直なので朝早く来て黒板を掃除しているようです。

西片「いきなりだけど・・勝負しないかい。」

高木さん「ホントにいきなりだねー。よほど自信があるのかな。」

 

西片が自信を持って挑む勝負はあっちむいてほい。

 

早速勝負開始します。

最初のじゃんけんは西片が勝ちます。

そして西片はあっちむいてほいを言う前に高木さんに今日朝ごはん食べた?と質問します。

この質問をすることで高木さんはうんと下を向くので西片が勝てると考えたようです。

しかし高木さんは右を向きながらうん食べたよ。と回答。

西片の作戦は全く通用しません。

 

次のじゃんけんは高木さんが勝ちます。

今度は高木さんが質問します。「100%片想い」好き?

100%片想いは西片が大好きな恋愛漫画です。

西片の身体は正直で、下を向いてしまい、高木さんに敗北します。

自分の考えた技で高木さんに負けて悔しい西片。

 

高木さん「じゃあ罰ゲームはーもう一回あっちむいてほい勝負ね。」

そんなことが罰ゲームでいいのかと驚く西片。

 

再度勝負。

次のじゃんけんも高木さんが勝利。

高木さん「西片弱いから、私がこれ外したら西片の勝ちでいいよ。」

一回外したら高木さんの負けということは75%の確率で西片の勝ちです。

これなら勝てると意気込みます。

高木さん「じゃあいくよー。あっちむいてー  私のこと好き?」

西片「へ。」

予期せぬ質問に混乱する西片。

顔が赤くなり頭がくらくらしてきます。

高木さんを好きと認めたくないし、嘘をついて横を向くことも出来ない。

消去法でなんとか上を向きます。

しかしその西片の思惑は高木さんに読まれていてあっけなく敗北します。

高木さん「私の、勝ち。」

高木さん「下向いたら西片の勝ちだったのにね。」

西片「・・・別に横でも勝ちだったし・・」

高木さん「どうかなぁ。西片負けたから、日直の仕事全部やってねー。」

私のこと好きという高木さんの質問に嘘をついて横を向くことは出来ないし、好きと認めて下を向くことも出来ない。そして消去法で上を向く西片が良いですね。

 

日焼け

~空地~

夏休みに空き地で待ち合わせをする西片と高木さん。

呼び出したのは高木さん。

明日から学校があるのになぜ呼び出したのか不思議に思う西片。

高木さんは用事を告げずに西片を散歩に誘います。

 

~道~

二人で並んで歩きます。

高木さん「今日で夏休み終わりだね。」

西片「そうだねー。もっと長くてもいいのに・・・」

高木さん「夏休み楽しかった?」

西片「そりゃー、もう。昨日なんて海で泳ぎまくってこんなに焼けて・・」

日焼けのことを話した後にしまったと思う西片。

高木さんに背中が日焼けでひりひりなのがばれたらからかわれると警戒します。

そんな西片の警戒もむなしく高木さんは西片の背中をポンと触ります。

激痛が走る西片。

高木さん「あはは、やっぱ日焼け痛いんだ。」

西片(そっこーばれてる・・!!いや・・しかしここで引いてはいけない・・!!)

西片「ぜーんぜん、痛くないけど?」

強がる西片。

高木さん「じゃあもう一回。」

西片「ウソウソ!!めちゃくちゃいたいから!!」

あまりに痛いのか素直に認める西片。

楽しそうな高木さん。

 

そんななかで高木さんが問題を出します。

 

高木さん「私が今日西片を呼んだ理由、当ててみてよ。当てられたらもう絶対触らないから。どうせ私が触らないって言うだけじゃ安心できないでしょ?だったら勝負にしちゃった方が西片はいいかなと思って。」

確かにと納得する西片。

勝負にのります。

考えた結果、漫画を返すためと回答しますが、外します。

外したので高木さんに背中を触られます。

西片「な・・・なんで。」

高木さん「はずれだから。」

西片「そんなルールあった!?」

高木さん「あれ?言ってなかったっけ?」

西片「言ってないよ!」

高木さん「じゃあ次の回答どーぞ。」

 

西片は次の回答を考えます。

そしてよく考えれば高木さんは手ぶら来ています。

つまり漫画を返しにきたというのはありえないわけです。

おのれのうかつさを反省する西片。

 

西片「はははは!!わかってしまったよ!」

西片「おれをからかうため・・だ。」

自信満々の西片。

高木さんは半分当たりだけど半分外れと言います。

西片は外した半分は何なのか高木さんに聞きます。

高木さん「さっきの西片の答えよりもっと単純かな。」

西片(からかうためより単純・・・)

高木さん「あと、用事はさっきからずっとしてるね。」

西片(さっきからずっと。)

ここでようやく西片は高木さんが自分に会いにくること自体が目的だったと思い当たります。

高木さん「答えわかった?」

西片「いや・・全然。」

西片(言えるわけないだろ!)

恥ずかしそうな西片でした。

 

うちわ

~早朝の教室~

高木さんと西片が朝早くに学校に着きます。

高木さんは暑いので少しでも日が弱いうちに登校したようです。

 

西片はさりげなく自席からうちわを取り出します。

どや顔です。

高木さん「あ、いいもの持ってるね。」

西片「ふふふ。はー涼し。」

そういいながら自分をうちわであおぐ西片。

高木さん「ねぇ私もあおいでよ。」

西片「えぇ!?なんで!?」

高木さん「だって暑いし。」

西片「俺も暑いんだけど。」

高木さん「あ、じゃあ勝負しようよ。私が勝ったらあおいで。」

西片「・・・オレが勝ったら?」

高木さん「私があおいであげる。」

西片は高木さんが自分をうちわであおぐ姿を想像して悪くないなと思います。

そして勝負を引き受けます。

高木さんは消しゴムを机の上に置きます。

そしてその消しゴムをうちわを使ってたくさん動かせた方の勝ちという勝負を提案します。

より多く動かせた方の勝ちということは体力勝負なので自分に有利と考える西片。

先行は西片なので全力でうちわをあおぎます。

西片の頑張りの甲斐もあり消しゴムは少し動きました。

 

後攻は高木さんです。

高木さんはうちわをあおぐのではなくうちわを使って消しゴムを直接押して動かします。

高木さん「はい。西片より動かしたよ。私、うちわを使ってって言っただけだし。」

つまり高木さんはうちわをあおいでうごかすとは言っていなかったので直接押して動かしたわけですね。

またもやまんまとやられて悔しがる西片。

高木さん「じゃああおいでもらおうかなー。」

悔しそうな西片。

しかし負けは負けなので高木さんをあおぎます。

暑そうな西片。

そんな西片を見て高木さんが西片に近づきます。

高木さん「こうしたら西片も涼しいでしょ。」

高木さんが近くづくことで自分にもあおいだ風がくるようになった西片。

高木さん「なんか暑そうだね。」

高木さんが近くにいるので恥ずかしくて暑くなる西片なのでした。

 

アメ

~登校中~

いつものように二人で並んで帰ります。

高木さん「今日はどんな勝負、考えてきたの。」

驚く西片。

西片「よ・・・よくわかったね。」

高木さんは西片の顔でわかったようです。さすが高木さん。

 

西片が考えた今日の勝負はアメ。

西片は辛いアメと甘いアメが1つずつ入ったアメのお菓子を取り出します。

そのアメを一人が一つずつ取り同時に食べて辛い方を選んだ方が負けという勝負です。

高木さんは勝負を了承します。

どっちが先にアメを選ぶかじゃんけんをしますが高木さんが勝ちます。

高木さんがアメを選び手に取ります。西片は残った方を手に取ります。

そしてせーので同時に口に入れます。

西片(からっ!!駄菓子とは思えないこの辛さ!!すごすぎる・・だが顔に出すな・・甘いアメのふりをするんだ・・ふふふ高木さん。実はこのアメ・・2つとも辛いやつなのさ。昨日の夜中身をすりかえておいたのさ!!どうだい高木さん・・!!激辛アメの味は!!)

西片はアメに細工をしてどちらも辛いアメに変更したようです。

こうすれば自分が甘いアメを食べたふりが出来れば勝つことが出来ます。まさに必勝法。

 

しかし高木さんは全く涼しい顔でアメをなめています。

驚く西片。

高木さん「あれ?私の勝ちかな?」

西片はアメを入れ間違ったのかと考えます。しかし西片は今日の勝負に使わなかったアメを昨夜2つとも食べてどちらも甘かったことを確認しています。

つまり高木さんが涼しい顔をしているのははったりだと考えます。

西片「ふ。がまんしなくていいよ、高木さん。ほんとは辛いんだろ・・それ。」

高木さん「まぁ・・・辛いと言えば辛いし甘いと言えば甘いかもね。西片はどうなの?」

西片「あ・・甘いさ、とてもね・・」

高木さん「ふうん。おかしいなー。もしかしたら不良品だったのかな。とりあえずこの勝負はなしってことで・・・」

西片「待った!!」

西片(高木さんめうやむやにして引き分けにしようとしてるな・・・なんておそろしい。だがそれは・・高木さんが追い詰められているってことだ。)

西片「やせ我慢しなくていいよ高木さん・・・ほんとはそれ辛いんだろ?」

高木さん「んー。どうかなー。朝だし、あんまり味わかんないかも。」

西片「辛いでしょ絶対!!このアメはすっごく辛いんだよ!朝でも絶対わかるって!!我慢してるでしょ高木さん!!」

必死に訴える西片。

高木さん「じゃあ、交換して確かめてみる?」

口の中のアメを見せる高木さん。

西片「何言ってんの!?」

顔が真っ赤になる西片。

高木さん「だって確かめ方それしかないでしょ。」

西片「いやいやムリムリ。」

高木さん「じゃあ引き分けになるけど。どうする?引き分けにする?それとも、試す?」

挑発的な高木さんの目。

西片「引き分けで・・・」

高木さん「まぁ、両方甘いってこともあるよ。」

西片「あるかなぁ・・」

高木さん「両方辛いってこともね。」

西片のアメ入れ替え作戦はいつものように全てばれていました。

 

図書委員

~教室~

先生「では図書委員は、西片と高木で。」

クラスの委員決めで西片と高木さんが図書委員になりました。

 

~図書室~

図書室のカウンターにならんで座る西片と高木さん。

西片「これから週一で昼休み潰れちゃうねー。」

残念そうな西片。どうやら図書委員は週一で図書室に来て本の貸し出しの対応等をするようです。

高木さん「いいんじゃない?本でも読んでたらすぐ終わるよ。」

西片「うーん本かー。」

高木さん「読んでみると楽しいよ。」

西片「高木さんは結構読むの?」

高木さん「漫画と半々くらいかなー。西片はあまり読まなそうだね。」

なんだか馬鹿にされているように感じた西片はつい自分も本を読むと見栄を張ってしまいます。

 

あまりにも暇な二人は暇つぶしのために本を探すことにします。

西片は自分が読めそうな本はないかと探していると恐竜の図鑑を見つけます。

図鑑を見て楽しそうな西片。

 

そこに高木さんがやってきます。

慌てて図鑑を隠す西片。

図鑑を見ているとばれたら子供っぽいと馬鹿にされると警戒します。

高木さん「ねぇ、考えたんだけど、お互いに選んだ本交換して読まない?」

西片は了承します。

西片は小説を、高木さんは恐竜図鑑を相手のために持ってきます。

高木さん「へー、読んだことないなーこれ。どんなだろー。」

西片(よくわからなくて適当なのを選んだんだけど・・)

西片「って恐竜図鑑!?」

高木さん「なんか楽しそうに読んでたから。」

西片(ばれてた・・・)

 

お互いに相手が選んだ本を読みます。

西片は本を読んでいる高木さんを見て、本を読むのが似合っているなぁと考えます。

高木さん「ん?こっち見てた?」

西片「い・・いや見てないよ・・」

高木さん「ふーん。あ、わかった。二人きりでいいチャンスだから、どうにかしてからかいの仕返ししようと思ってた?」

西片「ま・・・まぁ、そんなとこ」

ごまかす西片。

高木さん「好きだよ。」

突然言い出す高木さん。

西片「は?え?あの・・・!?」

高木さん「そう八乙女が言うと、田中はジュースを落とし、」

高木さんは本を朗読していただけのようです。

高木さん「ん?どうしたの?」

高木さんめ!と悔しがる西片。

 

~廊下~

高木さん「結局、一人も来なかったねー。」

一人も本を借りに来る人はいなかったようです。

たしかに思えば学校の図書室で本を借りている友人は管理人の周りにはいませんでした。

西片「来週もこうだといいね。」

高木さん「そうだね。来週は西片も何か読もうよ。」

嬉しそうな高木さん。誰の邪魔も入らず西片と二人きりになれるからでしょう。

何かお勧めはあるかと尋ねる西片。

高木さん「今日西片が持ってきた本以外全部おすすめかな。」

西片「え!?あれそんなひどいの!?」

高木さん「んーん、面白いよ。西片にはおすすめじゃないけど。」

意味がよくわからない西片。

高木さんが小声で言います「だってあんなセリフないってばれちゃうし・・・」

西片「え?何?」

高木さん「なんでもないよー。」

高木さん図書室で言った「好きだよ」というセリフは本の朗読ではなく高木さんの告白だったようです。

 

 

編み物

~図書館~

前回と同じく図書委員の仕事をするために図書室に並んで座る西片と高木さん。

高木さんは張り切っています。

西片は図鑑をまた持ってきて読みます。

一方で高木さんは編み物を取り出します。

西片「編み物・・・?高木さん編み物出来るの!?」

高木さん「まだはじめたばかりで遅いけどねー。」

高木さんは本当になんでも出来ます。西片も高木さんが編み物をしているのを見てすごいと素直に認めています。

高木さん「西方もやってみる?予備あるしさ。」

西片「いやー、難しくない?」

高木さん「慣れれば簡単だよ。」

そう言い西片に指導する高木さん。

なかなかうまくいかない西片。

高木さんは西片に近づいて手を持って指導します。

顔が赤くなる西片。

西片「や・・やっぱやめとくよ・・難しいし・・」

高木さん「ありゃ。」

心臓がドキドキする西片。

 

西片「つ・・作ってるのってマフラー?」

高木さん「んー、防寒具ではあるけどね。西片のも作ってあげよっか。」

西片「え。いや・・いいよおれは。」

恥ずかしそうな西片。

高木さん「ねぇ文字もいれようと思ってるんだけど何色がいいかなー。」

西片「文字?自分の好きな色でいいんじゃないの。」

高木さん「んーでも、プレゼント用だからなー。」

西片「へぇ・・・お・・お父さんとか?」

高木さん「ううん。」

西片「お・・お母さんへのプレゼント?」

高木さん「違うよー。」

西片「じゃあ・・・・」

高木さん「やけに知りたがるねー。」

西片「い・・・いや!!あ・・・相手によって色変わってくるなって思って・・」

高木さんが誰に作るのか気になる西片。

高木さん「あー、色を真面目に考えてくれてたんだね。ありがとね。プレゼントの相手はねー、15歳の男の子。」

西片(年上の・・男・!!なんだこの気持ちは・・・)

高木さん「何色がいいかな。」

西片「赤・・・で、いいんじゃないかな・・」

一気に元気がなくなる西片。

高木さん「うん。じゃあそうしようかな。」

心がざわつく西片。

 

落ち込んでいる西片を見て高木さんはスマホを差し出します。

そこには犬の画像が。

西片(犬・・・?なんで・・・そうか高木さんオレの謎の心のざわめきを察して・・落ち着かせようとして犬を・・?)

高木さん「その子だよ。」

意味がわからない西片。

高木さん「15歳の男の子。近くのおばあさんちの子なんだけど、もう犬にしてはおじいちゃんだから、服着させてあげたいって相談されてさー。」

ほっとした表情の西片。

高木さん「どうかした?」

西片「べ・・・別に・・ひ・・人来ないね。」

高木さん「何かごまかそうとしてる?」

西片「してないよ!!」

西片はそろそろ高木さんへの気持ちに気付いてもよさそうです。

 

嫉妬

~廊下~

一人で歩いている高木さん。

その高木さんを真野ちゃんが呼び止めます。相談事がある様子。

真野ちゃん「困っててさー・・・中井君全然下校の誘い、してこないんだよー。」

高木さん「そうなの?」

真野ちゃん「たまには誘ってくれるけどさー、ほとんど私からでさー。ねぇどうしたらいいと思う!?高木ちゃんなら何かあるでしょ?いつも西片君を手玉にとってるし・・」

真野ちゃんイメージの高木さんは西片を掌で転がしているようです。

実際そのとおりなわけですが。

高木さん「んー、誘うように誘導してみるとか?」

真野ちゃん「どうやって!?」

高木さん「相手と状況次第かなー。」

真野ちゃん「ムリだよそんなんー。私、高木ちゃんみたいにうまく出来る自信全くないんだけど・・」

涙目の真野ちゃん。

高木さん「そっかー。じゃあ、嫉妬させるとか?」

真野ちゃん「ほほー。主導権握ってるみたいでいいかも。どうやるの!?」

高木さん「ゴメン、やったことないしわかんないや。男友達と仲良さそうなところを中井君に見せるとか?」

真野ちゃん「男友達・・・私、男子と話したことすらあんまりないからなぁ・・」

真野ちゃんが悩んでいるとそこに西片が通りかかります。

西片を呼び止める真野ちゃん。

西片「な・・何?」

真野ちゃん「西片君て、高木ちゃんが他の男としゃべってたら嫉妬する?」

西片「へ?え?えっと?」

高木さん「する?」

西片「いや・・・・さぁー・・・」

顔が赤くなる西片。

真野ちゃん「これはするっぽいですねー。それはそれは、うちと違って仲のよろしいことで。」

西片「いや・・そんなんじゃないから。」

真野ちゃん「あーもーいいです、わかりましたので。」

西片「っていうかなんの話なの?」

真野ちゃん「中井君を嫉妬させたいの!!」

真野ちゃんは中井君に愛されれているか心配で仕方がないようです。

そんな真野ちゃんを西片と高木さんが二人でなぐさめます。

 

そこに中井君がやってきます。

中井君「ん?おー、なんかめずらしい組み合わせだな。」

真野ちゃん「中井君。」

真野ちゃんは西片の肩を触り私ら仲良しなんでと宣言します。

真野ちゃん「ねー西片君。」

西片「う・・うん。」

とりあえず話を合わせる西片。

中井君「へー意外だな。ところで真野、今日一緒に帰らねーか?」

真野ちゃんの表情が一気に明るくなります。

真野ちゃん「いやー、どうしようかな。私もいろいろ忙しいしなー。」

一旦じらす真野ちゃん。

中井君「無理ならいいぞ。」

真野ちゃん「帰る!!中井君と。ねーどこ行くー?」

中井君「駄菓子屋でも行くかー。」

真野ちゃんは中井君に気付かれないように西片と高木さんの方を向きお礼を言います。

 

取り残された西片と高木さん。

西片「今の・・嫉妬とか関係ないんじゃ・・」

高木さん「そうだねー。そろそろ昼休み終わるし行こうか。」

西片「あ、うん。」

高木さん「ねぇ。真野ちゃんて可愛いよね。」

西片「へ?」

顔が赤くなる西片。

 

西片「何・・急に。」

高木さん「んー。うんって言ったら、嫉妬するかなって思って。」

西片「・・・誰が・・・?」

高木さん「私が。」

鈍い西片は意味がわかっていません。

高木さん「今度、西片にも試してみようかなー。」

西片「え!?何?何なの?」

真野ちゃんの言動がほほえましいです。

 

感想

この進展しているようで進展していない二人の仲がもどかしいけど、逆に進展してしまったらこのやりとりがみれなくなるのでこのままでいて欲しい気もします。

果たして二人にとって決定的な進展はいつやってくるのか。

12巻のネタバレはこちら

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