加賀恭一郎シリーズの読む順番とオススメ度

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東野さんの「ガリレオ」シリーズに並ぶ大人気作品「加賀恭一郎」シリーズ。切れ者加賀刑事が数々の難事件を解決します。作品が多くてどの順番で読めばいいかわからないという方のために作品の順番とオススメ度を合わせてご紹介します。ネタバレはなしですのでご安心を。

作品の順番とオススメ度

シリーズ作品ですので最初から読んだ方が背景がわかりますが、個人的には面白そうなものから読んでいくのがいいかなと思います。そのためにオススメ度も合わせて記載していますので、どれから読んでいいかわからないという方はオススメ度が高いのから読んでみて下さい。

 

1作目:卒業 

管理人オススメ度:★★

最初の作品であり加賀恭一郎が大学生である唯一の作品。これ以降は警察に活躍の舞台が移ります。大学生の時から推理力を発揮する加賀ですが、トリックはちょっととっつきづらいかも。これを最初に読む必要はないけど、他のシリーズ作品を読んで面白いと感じたなら1度は読んでおきたい1冊。

あらすじ
7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か?
心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?

 

2作目:眠りの森

管理人オススメ度:★★★

後のシリーズでは見られない加賀刑事の女性への想いが描かれた作品。正当防衛の裏に隠された真実は何なのか。相変わらず鋭さが尋常じゃないです。

あらすじ
美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉迫する。華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。

 

3作目:どちらかが彼女を殺した

管理人オススメ度:★★★★

読者に対する挑戦状。主人公は殺害された女性の兄である和泉で加賀刑事はわき役的ポジションですが、確実に面白いです。果たして妹を殺害したのは妹の親友なのか元恋人なのか。管理人は1回目では当然のようにわからず、解説を読んでようやく理解出来ました。

あらすじ
最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の“現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え真犯人に肉迫する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

 

 

4作目:悪意

管理人オススメ度:★★★★★

読後の感想はよくこんな話が思いつくなというものでした。犯人からしたら加賀刑事って相当邪魔だと思う(笑)。相変わらずの鋭さで真実に迫る加賀刑事。この事件の動機は恐るべきものです。ぜひ読んでみて下さい。

あらすじ
人はなぜ人を殺すのか。東野文学の最高峰。人気作家が仕事場で殺された。第一発見者は、その妻と昔からの友人だった。逮捕された犯人が決して語らない「動機」とはなんなのか。
超一級のホワイダニット。加賀恭一郎シリーズ

 

5作目:私が彼を殺した

管理人オススメ度:★★★★

またしても読者への挑戦作品。3作目の「どちらかが彼女を殺した」は容疑者が2人でしたが今度はなんと3人に増えています。果たしてあなたは真犯人を突き止められるでしょうか。

あらすじ
婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。男に裏切られたことを知った彼女は服毒自殺をはかった。男は自分との関わりを隠そうとする。醜い愛憎の果て、殺人は起こった。容疑者は3人。事件の鍵は女が残した毒入りカプセルの数とその行方。加賀刑事が探りあてた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。

 

6作目:嘘をもうひとつだけ

管理人オススメ度:★★★

こちらは短編小説です。加賀刑事の鋭さは堪能できますが、長編に比べると少し迫力不足かなと。でも面白いことは間違いないのでさらっと読みたいときにはいいかも。

あらすじ
バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに一人の刑事がやってきた。彼女には殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが…。人間の悲哀を描く新しい形のミステリー。

 

7作目:赤い指

管理人オススメ度:★★★★

正直作中に出てくる家族は見ていてかなりイライラします(笑)。でも終わり方は良いので途中で読むのをやめずに最後まで読みましょう。なんというか家族って大変だしすごいなと思える作品。

あらすじ
少女の遺体が住宅街で発見された。捜査上に浮かんだ平凡な家族。一体どんな悪夢が彼等を狂わせたのか。「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かされなければならない」。刑事・加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は?家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。

 

8作目:新参者

管理人オススメ度:★★★★★

9つの短編になっていますが、別々の話ではなく、全ての謎を説いた時に大きな一つの謎の解決につながります。一粒で二度楽しめる本作はシリーズ屈指のオススメ作品です。管理人が好きな話は「瀬戸物屋の嫁」です。

あらすじ
日本橋の片隅で一人の女性が絞殺された。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。手掛かりをくれるのは江戸情緒残る街に暮らす普通の人びと。「事件で傷ついた人がいるなら、救い出すのも私の仕事です」。大切な人を守るために生まれた謎が、犯人へと繋がっていく。

 

9作目:麒麟の翼

管理人オススメ度:★★★★

父子のつながりを描いた本作品。加賀刑事がたくさんいれば迷宮入りの事件はなくなりますね。一見事件とは関係がない、被害者の「七福神巡り」の理由が明らかになった時に全ての謎が明らかになります。

あらすじ
「私たち、お父さんのこと何も知らない」。胸を刺された男性が日本橋の上で息絶えた。瀕死の状態でそこまで移動した理由を探る加賀恭一郎は、被害者が「七福神巡り」をしていたことを突き止める。家族はその目的に心当たりがない。だが刑事の一言で、ある人物の心に変化が生まれる。父の命懸けの決意とは。

 

10作目:祈りの幕が下りる時

管理人オススメ度:★★★★

シリーズ最終作品。加賀刑事の活躍がもう見れないかと思うと喪失感が半端ではありません。最終作品らしく彼の母に関する謎も明らかになります。これは最後に読むべき作品です。必読の1冊。

あらすじ
明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。吉川英治文学賞受賞作。

 

まとめ

思えば東野作品にのめり込むようになったのは加賀恭一郎シリーズの「悪意」を読んでからでした。こんなことを思いつく作家さんがいるのかと感動して、東野作品を読み漁ったのを覚えています。

「加賀恭一郎」シリーズは数ある東野作品の中でも文句なしにトップクラスの面白さですので安心して読んで下さいね。

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