【小説】垣谷美雨|心が温まるオススメ小説5選

小説

今回はもしもの世界を題材にした作品で有名な垣谷美雨さんのオススメ小説を紹介します。
管理人は基本的にミステリー小説しか読まないのですが垣谷美雨さんの作品は発想や読後感が好きで読み込んできました。

もしもの世界をリアルに描写してくれるので自分がこの世界にいたらどういう行動をとるのだろうとか、確かにこの世界だったらみんなこう思うようなとか想像しながら読めるのが良いです。

そして何よりのポイントはバッドエンドではないこと。
全てがうまくいくハッピーエンドではありませんが前向きに終われるラストが管理人のお気に入りです。

仕事に疲れたときなどはミステリー小説も良いですが垣谷美雨さんの作品を読んでみてはいかがでしょうか。

オススメ作品

それではオススメ作品を紹介していきます。
※順不同です。

七十歳死亡法案、可決

タイトル通り国の財政を改善するために70歳になると日本国籍を持つ者は誕生日から30日以内に安楽死しなければならない法案が成立した世界の話です。

介護に疲れた奥さん、引きこもりの息子、家のことに無関心で自分勝手な夫、わがままばかりで介護が必要な姑、そんな家族に嫌気がさして出ていった娘。
それぞれの立場からもしもの世界が表現されています。
一見タイトルから暗い話のように見えますがそこはさすが垣谷美雨さん。ラストは前を向ける内容に仕上がっています。

高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。施行まで二年、宝田東洋子は喜びを噛み締めていた。我侭放題の義母の介護に追われた十五年間。能天気な夫、引きこもりの息子、無関心な娘とみな勝手ばかり。やっとお義母さんが死んでくれる。東洋子の心に黒いさざ波が立ち始めて…。すぐそこに迫る現実を描く衝撃作!

「BOOK」データベースより

農ガール、農ライフ

同棲している恋人に振られて、派遣切りにもあい、生きることに絶望した主人公の水沢久美子が生きていくために農業に挑戦する話。
いきなり農業挑戦してもうまくいくはずもなく畑を借りることすらできずに常に四苦八苦、それでもはいつくばってでも努力する久美子の姿に自分も頑張らなきゃなと思わせてくれる作品です。

「結婚を考えている彼女ができたから、部屋から出て行ってくれ」派遣ギリに遭った日、32歳の水沢久美子は同棲相手から突然別れを切り出された。5年前、プロポーズを断ったのは自分だったのに。仕事と彼氏と家を失った久美子は、偶然目にした「農業女子特集」というTV番組に釘付けになった。自力で耕した畑から採れた作物で生きる同世代の輝く笑顔。―農業だ!さっそく田舎に引っ越し農業大学校に入学、野菜作りのノウハウを習得した久美子は、希望に満ちた農村ライフが待っていると信じていたのだが…。

「BOOK」データベースより

老後の資金がありません

老後資金の社会問題に切り込んだ作品。
夫婦そろってのリストラや予想外の出費にみるみる減っていく預金残高。
お金があると思っていた人も実は四苦八苦していた。
決して他人ごとではない老後資金問題を身近に感じることが出来る作品ですが、暗い気持ちにならずに最後は前を向ける作品に仕上がっています。

「老後は安泰」のはずだったのに!後藤篤子は悩んでいた。娘の派手婚、舅の葬式、姑の生活費…しっかり蓄えた老後資金はみるみる激減し、夫婦そろって失職。家族の金難に振り回されつつ、やりくりする篤子の奮闘は報われるのか?ふりかかる金難もなんのその、生活の不安に勇気とヒントをあたえる家計応援小説。

「BOOK」データベースより

結婚相手は抽選で

少子化を改善するために「抽選見合い結婚法」が制定された世界の話。
未婚の男女は国によって強制的にお見合いをさせられます。
しかも紹介された相手を3人断った場合は「テロ対策活動後方支援隊」に2年間従事しなければいけないからさぁ大変。
施行前に駆け込みで結婚する人や、「テロ対策活動後方支援隊」に従事しないためにわざと変な振る舞いをして相手に断らせる人も出てきます。
一方でもてない男女はひそかに法律の制定を喜んでいたりもします。
4人の男女の視点から書かれたもしもの世界をお楽しみください。

「抽選見合い結婚法」が制定されました!少子化対策のために、独身の若者が無理やりお見合いをさせられてしまいます。それを喜ぶ人もいれば、慌てて結婚してしまおうとする人もいて…。それぞれのお見合い事情をコミカルに描く長編if小説。

「BOOK」データベースより

リセット

現状に不満をかかえた三人の中年女性が高校生にタイムスリップして人生をやりなおす話。
三人のそれぞれの視点から話が進んでいきますが、相手から見えている自分と自分の考えていることのギャップが凄いです。
でも実際の人間関係もきっとこれくらい自分の考えていることと相手から見える自分にはギャップがあるのだろうなと考えたり。
果たして三人はタイムスリップして満足した人生をつかめるのか。

ぼんやりした不安と不満を抱え、それでも平凡に暮らしていた三人の女性が、突然、高校時代にタイムスリップさせられてしまう。”未来の想い出”がリプレイされる毎日は、彼女たちの意識を少しずつ変えていく。そしていま、再び新しい人生へ! 人生は変えられるかもしれない……。

まとめ

よくいろんな設定を思いつくなと感心します。

実現することはないでしょうが「七十歳死亡法案」、「抽選見合い結婚法」はもし現実になれば一気に問題が解決しそうな気もするから面白いです。
もちろんその分別の問題も出てくるとは思いますが。。

垣谷美雨さんの作品は題材としては重くてつらいものが多いのですが決して嫌な気持ちにならないのが魅力です。

少し疲れた時はミステリー小説も良いですが垣谷美雨さんの作品を読んでみてはいかがでしょうか。

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