【小説】危険なビーナス|ネタバレ感想

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東野圭吾氏の危険なビーナスについてのネタバレ感想記事です。

東野作品の凄いところは外れ作品がないことと読みやすいことだと思います。

どの作品も一定以上の面白さが保証されているので一読者としては安心して読むことが出来ます。

かといってそこそこの作品ばかりというわけではなくめちゃくちゃ面白い作品も紛れているのが楽しいところです。

 

野球で言えばヒットかホームランで三振はしないバッターという感じ。

今回の危険なビーナスは個人的にホームラン作品とは言いませんが楽しく読めるヒット作品です。

 

ネタバレ感想

未読の方はご留意ください。

QA形式でネタバレ感想をまとめていきたいと思います。

 

 

弟が失踪した。彼の妻・楓は、明るくしたたかで魅力的な女性だった。楓は夫の失踪の原因を探るため、資産家である夫の家族に近づく。兄である伯朗は楓に頼まれ協力するが、時が経てばたつほど彼女に惹かれていく。
「BOOK」データベースより

 

 

 

 

 

Q1:楓の正体は?

A1:警察の潜入捜査官。明人を拉致しようとする犯人を突き止めるために明人の妻を名乗ることとなった。
明人の妻を名乗った理由は犯人が明人の親族であることが予想されたため妻を名乗ることで親族に近づくのが目的だった。

感想:最初から明人の妻とは思っていませんでしたが潜入捜査官だとは思いませんでした。
「危険なビーナス」のタイトルにあるように矢神家の資産を狙う危険なビーナスだと思ったのですがその意味ではなく伯朗の心を揺さぶる危険なビーナスだったようですね。

 

Q2:伯朗と明人の母である禎子を殺害し明人を監禁しようとした人物は?

A2:伯郎と明人の叔父である憲三が犯人。
憲三は禎子の夫である一清が書いた絵を手に入れる目的で禎子の実家に無断であがり探しまわっていた。
そこを禎子に見つかったため殺害してしまった。
明人を監禁したのは遺産相続によって一清の書いた絵を明人が手にすると明人がその価値に気付いてしまう可能性があったため。
絵の価値がわかる明人には絵を渡したくなかったため監禁した。

感想:人畜無害そうな人が犯人というのはよくあるパターンなので、何となく予想は出来ました。しかし動機が絵だったのいうのは予想外でした。

 

Q3:禎子が康治から受け継いだとても価値のあるものとは何か?

A3:禎子が康治から受け継いだ価値があるものは2つ。1つは後天性サヴァン症候群の研究報告書。もう1つは一清がサヴァン症候群を発症してから書いた奇跡の絵。
康治が後天性サヴァン症候群の研究はするべきではないと考えていたこと、そのことを禎子が知っていたと考えると価値があるものは一清が書いた絵の方であったと推測できる。

感想:一清が書いた絵が特別なものであるのは序盤から書かれていたので予想できましたね。

 

あとがき

東野作品は安定して読めるのが本当にうれしい。本を読み始めるのは結構労力がいることなのですが、読み始めてつまらないと最悪です。

その点東野作品は一定以上の面白さが保証されていますので安心して読むことが出来ます。

未読の方はぜひ読んでみて下さいね。

 

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