社会人であれば誰でも一度は疑問に思ったことがあるはずです。
1分、1秒を争う朝の出勤準備の時間帯。
ギリギリまで寝ていたい社会人にとって朝の時間は本当に戦争です。
私服であればさっと準備してすぐに出かけられるものの、スーツを着用するとなると手間が一気に増えます。
ワイシャツを着てネクタイを選んでジャケットを着てと本当に面倒で仕方ありません。
さらに組み合わせまで考えると本当に大変です(組み合わせを考えるのは私服でも一緒かもしれませんんが)
最近では私服で勤務出来る会社も増えてきましたが、それは一部の会社でまだまだスーツ着用が義務付けられている会社がほとんどです。
スーツを着用するという面倒さを考えると本当に廃止して欲しい思いですが、一方でこれだけ長くスーツを着用する風習が残っているのだからそれなりに意味やメリットもあるはずです。
今回の記事ではそこについて考えていきたいと思います。
スーツを着用するのが面倒で意味わからんという人の参考になれば幸いです。
スーツを着るメリット
スーツを着るメリットを二つの側面から説明していきます。
自分がルールを守れる人間と証明するため
私服と一言に言っても種類は様々です。
スーツに近いような服装から半袖半ズボンの軽装というように色々あります。
例えばあなたが重要な商談を行うに際して、相手が信用出来るような人物か見極めようとするでしょう。
その時に相手がスーツではなく半袖半ズボンで商談に表れたらどう思うでしょうか。
第一印象でこいつは信用出来ないなと感じるのではないでしょうか。
社会の一般常識として仕事の場ではスーツを着用するという暗黙の了解があるにも関わらず、そのルールを守っていないということは、仕事のルールを守れない相手と判断されてしまうことでしょう。
ここで重要なのは単にスーツを着用しているかどうかというよりもルールを守れる人物か否かということです
つまり
スーツを着用出来ない=ダメな人間
ではなくて
スーツを着用出来ない=ルールを守れない人間
と判断されてしまうことが問題なのです。
スーツを着用できるから仕事が出来るわけではありませんが、最低限のルールを守れる人間であると相手に証明することは出来ます。
なお冒頭でも述べましたが最近ではスーツの着用が義務ではない会社も多くあります。
慣習としてスーツを着用しない業界もありますしね。
そのような場合はスーツを着用していないからといってルールを守れないと人間と判断されることはないでしょう。
捕捉ですが、こういう話をすると「俺は服装で個性を出したい」からみんなと同じスーツは着たくないんだ!というようなことを言う人が稀にいますが、その個性は相手の信用を失うリスクを背負ってまで出したい個性なのでしょうか。
社会人にとって優先すべきことは仕事をプロとしてうまくこなすことであるはずです。
そのためにスーツを着用するのが役に立つならそれは着用するのがプロというものでしょう。
個性は服装ではなくて仕事の内容で出していきば十分職場で輝けるはずです。
相手に良い印象を与えるため
人は見た目が9割という言葉があります。
その名のとおりその人を判断する際にほとんど見た目で判断されるということです。
つまりその人がどんなに中身が素晴らしく誠実な人物であったとしても外見がうさん臭い格好をしていたら、この人は信用出来ないなと判断されてしまうのです。
これって結構恐ろしいことですよね?
ほとんど出会った瞬間に自分が評価されてしまうものなのですから。
その点スーツを着用していればあまりにもヨレヨレの場合はともかくある程度の清潔感を相手に与えることが出来るでしょう。
最低限勝負の土俵に立つことが出来ます。
男性は私服姿よりもスーツを着用する方が格好良く見えることがほとんどです。
スーツで外見を格好良くして相手に良い印象を与えていきましょう。
あとがき
いかがでしたでしょうか
少しはスーツを着用することでメリットがあることを感じて頂けたと思います。
自分がルールを守れる人間であることや、スーツを着用し格好良くなることで相手に良い印象を与えることが出来ます。
逆に言えばこれらのメリットを放棄する覚悟があるのであればスーツは着用しなくても問題ないと言えるでしょう(会社の規則で決められている場合はダメですが)。
管理人自身も新卒のころは毎朝本当にスーツを着るのが億劫でした。
汚れたらクリーニングにも出さないといけないし、ワイシャツやネクタイや革靴の色もスーツと合わせて考えないといけないetc
本当に面倒だったのですが、改めて考えるとスーツを着用するのは自分のメリットにつながるんですよね。
プロとして自分の仕事の成果を上げるためにスーツを着用する。
それがわかってからはスーツを着用するのがそこまで嫌にはならなくなりました。
今回の記事を読んでいただいた方にも少しでも納得感がある内容だったら嬉しいです。