【漫画】プレイボール|最強ピッチャーを考察する

ちばあきお先生による高校野球漫画「プレイボール」。

漫画によく出る魔球のような必殺技はありませんが、プレイボールには魅力的なピッチャーが数多く出てきます。

今回はそんなプレイボールに出てくるピッチャーを独断でランク付けしてみようという記事です。

ランク付けをするにあたって難しい点が具体的な数値が何もわからないということです。

例えば速球派と呼ばれるピッチャーだったらMAX何キロみたいなのが実力を評価する一つの目安になりますが、プレイボールでは一切球速は出てきません。

球速を判断出来るのは墨高ナインの反応とキャッチャーミットに収まる擬音くらいです。

さて数値化できる指標がない以上、別の基準を用意する必要があります。

今回のランク付けの根拠は下記3つでいきます。

①墨高ナインをどれだけ苦しめたか
②プレイボールの世界での評価
③管理人の好み

最強ピッチャーランキング

そんなにピッチャーの人数は多くないのでランキングは全部で5人です。また対象となるのは墨高相手に投げたピッチャーでかつ名前が出てくる人のみです。よって墨高に完封勝利した明善のピッチャーは相当な実力者でしょうが名前がないので対象外とします。

それではスタートです。

5位 中尾(東実)
プロ注目のエースのはずが、墨高ナインに滅多打ちを食らい10失点もしたのでマイナス評価で5位に。仮に調子が悪かったとしてもこの時の墨高ナインに滅多打ちは頂けない結果です。

①墨高ナインをどれだけ苦しめたか:E
②プレイボールの世界での評価:B(一応プロ注目なので)
③管理人の好み:D

4位 小野田(川北)
名門川北の次期エース。アンダースローで投げる球はホップするほど球威がある。墨高ナインを2失点に抑えた。ピッチャーとしての才能は十分だがメンタル面のもろさを露呈してしまった。

①墨高ナインをどれだけ苦しめたか:B
②プレイボールの世界での評価:D(川北と言えど二番手ピッチャーなので)
③管理人の好み:D

3位 百瀬(專修館)
名門專修館のエース。管理人の中でvs專修館戦はプレイボールのベストゲーム。目を見張るほどの速球と切れのいいカーブを使い分けて墨高ナインをきりきり舞いさせた。東実のメモから弱点をついた墨高が3得点を挙げて逆転勝ちをしたもののあのメモがなかったらどうなっていたか。

①墨高ナインをどれだけ苦しめたか:B
②プレイボールの世界での評価:B(名門專修館のエース)
③管理人の好み:A

2位 佐野(東実)
前作「キャプテン」にも登場した名門青葉学院のエース佐野。東実に進学し実力を磨いた。谷口が2年生時の秋季大会ではブロック大会の決勝で対戦し、1回途中から登板し墨高を0点に抑えた。墨高ナインの反応を見る限り百瀬よりも球は早そう。

プレイボールでは球の速さをキャッチャーミットに捕球したときの音で表現するが佐野だけ「ピシ」という擬音が使われている。

佐野「ピシ」
他のピッチャー「ズバン」

①墨高ナインをどれだけ苦しめたか:A
②プレイボールの世界での評価:B(東実の秘密兵器)
③管理人の好み:B

1位 村井(谷原)
名門谷原のエース。甲子園で投げた経験がある。墨高との練習試合では二軍がやられたため急遽登板。立ち上がり不運が重なり失点するもその後は危なげなく墨高を完封した。

①墨高ナインをどれだけ苦しめたか:A
②プレイボールの世界での評価:A(甲子園に行ったチームのエース)
③管理人の好み:B

番外 井口(墨高)
前作「キャプテン」に登場した江田川中のエース。その後墨高に進学し谷口の後輩となり甲子園を目指す。墨高には珍しい天才肌で球は早く才能にあふれているが精神的に未熟。

管理人的に墨高が甲子園に行くには井口の成長が必要だと考える。

①墨高ナインをどれだけ苦しめたか:-
②プレイボールの世界での評価:E
③管理人の好み:A
④将来性:A

まとめ

魔球のような必殺技は一切出ないプレイボール。それでここまで面白く読めるのは凄いことです。

ちば先生の描く墨高が甲子園に行くところを見られないのは残念ですがそこは現在連載中の「プレイボール2」に期待しましょう。

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