信長協奏曲|最新18巻までの内容を考察

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信長協奏曲の18巻が発売されました。

せっかく最新刊が出たので現在までの内容を考察したいと思います。

 

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最新18巻までの考察

さて待ちにまった最新18巻が発売されました。

本作の最終回になると管理人が予想している「本能寺の変」が起こるのは天正10年6月2日です。

18巻の最後では天正10年の正月を迎えていますので作中の時間では最終回まで残り半年ということになります。

難しいところですが単行本にしてあと3~4巻で完結というところでしょうか。

今回は18巻までの内容をもとに考察記事を書きたいと思います。

 

信長の正体を知っているのは?

信長協奏曲の肝と言えるのは主人公である織田信長の正体です。

信長協奏曲の世界において本当の織田信長は明智光秀と名乗っており、織田信長役を演じているのは現代からタイムスリップした少年「サブロー」です。

二人の顔は瓜二つであるためサブローが織田信長になりきることが可能でした。

その代わり入れ替わっていることを感づかれたり、無用な混乱を避けるためにも、家臣となった明智光秀(本当の信長)が顔を隠すことで二人がそっくりであることを周囲の人物に隠しています。

ただしサブローは隠し事をしない(出来ない)性格で二人の入れ替わりを隠すことに執着していません。

そんなサブローの緩さもあり、作中では結構なキャラが織田信長(サブロー)と明智光秀の顔がそっくりなことを知っています。

更に沢彦和尚、妻である帰蝶、忍のおゆきに至ってはサブローが本当の織田信長ではないことまで知っています。

沢彦和尚は明智光秀の幼いころからの師というポジションなので入れ替わりを把握しています。

帰蝶についてはサブローとの会話から入れ替わりに気が付きました。
それは帰蝶の「殿(信長)は人が変わったようだ」という発言に対してサブロー(信長)は「実際人が変わっているからね」と回答したためであり、サブロー自身が入れ替わりを隠そうとしていないことが原因でした。

おゆきは元々は信長暗殺の命を受けた上杉の忍であり、暗殺のチャンスを伺っている際にサブローと明智光秀の会話を盗み聞きしたことで織田信長の正体を知ることになりました。

また現代の言葉をよく使っていて、現代から来たことすら隠そうとしていません(現代の言葉を使っても誰もわからないと計算している可能性もありますが)。

たださすがにサブローが現代から来たことに気づいている人物は限られています。
サブローと同じく現代から来た道三、松永、弥助を除くと明智光秀しかいません。

明智光秀がサブローが現代から来たことを知った経緯は、光秀がサブローの代わりに織田信長役をこなしている際にサブローと同じく現代から来た松永の来訪がありその会話の中でサブローが数百年後の日本から来たことを知るのでした。

まぁサブローのこんな裏表のない性格が家臣達を引き付けているのでしょう。

 

秀吉の動向

作中でサブローこと織田信長の最大の敵となりそうなのが家臣である秀吉です。

もともと今川の忍であったため信長に恨みがありますし能力も高いです。

クライマックスの本能寺の変にどのように絡んでくるのか楽しみでなりません。

 

信長協奏曲のタイムパラドックス

たまにネット上で現代の高校1年生であるサブローが急にタイムスリップして過去に飛ばされ、何もわからない状況にも関わらず織田信長の代わりが出来るなんておかしいという意見を見かけます。

一見その通りと同意したくなるところですがそれは実は違っています。

もし本当にサブローが織田信長の代わりをしているのであれば、サブローが現代の歴史で勉強した織田信長はサブローと入れ替わる前の本物の織田信長(信長協奏曲の明智光秀)ということになります。

しかしそれでは織田家は史実のように強大な存在にはなっていなかったはずです。

明智光秀自身もそのことは認めており「サブローと入れ替われなければ織田家を大きくするどころか、支えることもままならなかった」と発言しています。

更にサブローが信長役をこなしていなければ明智光秀という人物も存在しないことになります。

つまりサブローが織田信長の役をやることこそが信長協奏曲の世界では正しい歴史なのです。

よってサブローが織田信長の役をこなせるなんておかしいなんてことはなくサブロー自体が信長協奏曲の世界の「織田信長」ということになります。
織田信長だから織田信長としての能力が備わっているのです。

この点ではある種のタイムパラドックスが存在していて、現代でサブローが勉強した織田信長の歴史はサブロー自身の生き様ということになるのでした。

 

最終回予想

サブローは信長としての歴史を全うすることを望んでいます。

ということは「本能寺の変」で織田信長が明智光秀に討たれる歴史を全うするこということです。

信長協奏曲の明智光秀は本来の織田信長です。

そしてサブローと明智光秀は強い信頼関係で結ばれいますし、織田家を大きくしてくれたサブローに明智光秀が感謝をすることはあってもサブローを討つなんてことは考えづらいです。

別記事でも考察しているのですが管理人は最終回について2つのパターンがあると予想しています。

 

①サブローと明智光秀(本当の信長)が協力してサブローを現代に帰す

何らかの方法で現代に帰る方法が見つかったため「本能寺の変」を利用して織田信長の存在を消し、サブローを現代に帰すというものです。

もちろんサブローと明智光秀が結託して行う必要があります。

この最終回パターンであればサブローも現代に帰れるし織田信長の歴史も史実通りになるので綺麗に収まります。

現代に戻った際にはぜひとも道三の娘に出会って預かった手紙を渡して欲しいものです。

 

②秀吉に策略で明智光秀と織田信長の両方が葬られる

信長協奏曲で作中一の野心家として描かれている秀吉。

信長の家臣からも何をしでかすかわからないため明智光秀等に行動をマークされています。

一方でその能力は非常に高く、次々に武勲を立てています。

そんな秀吉ですから明智光秀の仕業に見せかけて信長を討つということをやり遂げるかもしれません。

信長協奏曲の作風的にマッチしないラストですが一つの可能性としてはあると思います。

 

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あとがき

とうとう作中で「本能寺の変」が起こる天正10年に入りました。

最終回まであとどれくらい続くかわかりませんがサブローには無事現代に帰ってもらいたいと思います。

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