【漫画】信長協奏曲|最新19巻の感想

信長協奏曲の19巻が発売されました。

最新刊の内容をネタバレしたいと思います。

 

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最新19巻の内容

今回のポイントを箇条書きで記載していきます。

 

・羽柴秀長と毛利家の接触

秀長と毛利家が接触しました。

打倒信長を見据えて毛利とパイプを作っておきたいのでしょう。

 

最近の言動を見ると秀吉よりもむしろ秀長の方が信長を討伐したがっているように見えます。

 

秀長は羽柴兄弟の動向を監視している重矩(しげのり)にも、あえて敵である毛利家と接触したことを告げており、その後重矩がどう動くかを観察したりとしたたかに行動しています。

重矩が明智に秀長が毛利と接触したことを文で報告したことにより秀長は重矩が誰の命令で動いているか勘付いていることでしょう。

現在の構図としては羽柴兄弟VS明智光秀&おゆきになっています。

 

 

・サブローとミッチーの会談

サブローはそろそろ自分がほろびる本能寺の変が近づいているようだと感じていて、そのことをミッチーにも共有します。

しかし自分を葬るはずの「あいださん」がまだ周りに現れていないことに疑問を持つサブロー。

ミッチーとのやりとりで本当に敵は「あいださん」という名前なのかと尋ねられて確信はないが「あ」がつくことは確かと回答します。

二人は明智光秀も「あ」がつくことに気が付きますが、ミッチーはどんなことがあってもサブローを殺すなどありえないと言います。

ここまで言い切っていることからミッチーが憎しみからサブローを殺すことはありえないでしょう。

 

・ミッチーとおゆき

二人での密談。

羽柴兄弟を監視している重矩が秀長が毛利家と接触したことをミッチーに伝えたことで、ミッチーとおゆきの二人は羽柴兄弟を完全に敵だと認識します。

信長の命が羽柴兄弟に狙われていると感じているおゆきは早速行動を起こします。

それは羽柴家への潜入。

しかしその道中で幼馴染のとき丸と再会。

おゆきが羽柴家に潜入することを聞いたとき丸はそれは危険だと止めます。

とき丸の言い分は信長の奥方である帰蝶の侍女をしているおゆきの顔を羽柴家の誰かが覚えているかもしれないから。とき丸の言い分はもっともです。

とき丸はおゆきの代わりに羽柴家に潜入をしてやるといい、羽柴兄弟の情報を探ることになるのでした。

 

最終回予想

19巻では最終回につながる新たな要素は出てきませんでした。

強いて言えば

・サブローとミッチーの会談で明智光秀も「あ」がつくことを二人で確認したこと

・ミッチーがサブローを滅ぼすことなど何があってもあり得ないと宣言したこと

位でしょうか。

 

一応現時点での最終回予想を記載していきます。

 

①未来に帰れる方法が見つかり本能寺の変で信長が死んだことにして未来に帰る

何らかの方法で未来に帰れる方法が見つかり、サブローが未来に帰るパターンです。

そうすると織田信長役を続けられなくなるため本能寺の変を利用してミッチーと共同で一芝居を打ち、織田信長が死んだことにする。

こうすればサブローも未来に帰れるし、織田信長も史実通り明智光秀に討たれるので綺麗に丸く収まります。

未来に帰れれば同じく戦国時代にタイムスリップしていた帰蝶の父、斎藤道三から預かった、現代を生きる娘への手紙を渡せるので初期の伏線も綺麗に回収できます。

一つ気になるのは未来に帰ったサブローは過去にタイムスリップした高校生の時の体に戻るのか、それとも現在の年を取った体のまま現代に戻るのかは気になります。

現在の体のまま現代に戻るとちょっと後々の生活が厳しそうなので高校生の時の体に戻って欲しいところです。。

でもそうすると手紙とか現代に持っていけないのかな。。

ここら辺もどうなるか気になります。

 

②史実どおり織田信長が本能寺の変で討たれる

ただし二人の関係性からミッチーがサブローを討つとは考えられません。

 

恐らく信長の寝首をかこうとしている秀吉が自分に疑念を抱いている明智光秀の謀反と見せかけて本能寺の変を起こすのではないでしょうか。

秀吉からすれば信長にとって代われるし、邪魔なミッチーも始末できるしで一石二鳥です。

作中での秀吉は非常に能力が高い野心家として描かれていますのでありうる話だと思います。

 

 

 

 

あとがき

「本能寺の変」が起こる天正10年6月2日まであと3ヶ月となりました。

何とかサブローには現代に帰ってほしいですがどのような展開になるかはまだ読めません。

とき丸の羽柴家への潜入調査がどのようにからんでくるかも楽しみです。

 

次の20巻の発売を首を長くして待ちたいと思います。

 

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