あだち充の作品ミックス(MIX)についての記事です。
MIXは名作「タッチ」の約30年後の世界を描いた作品になります。続編と聞くと気になるのが「タッチ」に登場したキャラが現在どうなっているのかという点だと思うので、今回はそこら辺をまとめてみたいと思います。
MIXに登場したタッチのキャラ
現在ミックスは単行本13巻まで出ています。その時点で出演しているタッチのキャラのまとめです(随時更新予定)。
西村勇
タッチに引き続き続編のMIXでもメインキャラとして登場。
現在は母校勢南高校の監督を務めている。甲子園に出場させた実績もあるので一応優秀な監督かもしれない。
自分にそっくりの息子の拓味を可愛がっており親バカ監督にとって息子以上のピッチャーはいないと発言している。
30年近くたった今でもいまだに南のことをよく思い出しており、当時のことを懐かしがっている。ちなみに妻の正面からの顔は描写されておらず当時の勢南のマネージャーと結婚したかは定かではない。
大熊
明青が甲子園出場した年の地区決勝戦の相手である須見工の5番打者。当時は達也達の1年後輩で2年生だった。本調子ではなかったものの達也から2本ものホームランを放つつ強打者であった。
須見工卒業後は学校史上初のプロ入りを果たすも怪我をしたこともあり1度も1軍に上がることがなく引退している。
須見工は現在健丈高校と名前を改めているがOBとして練習をたまに見に来ているようであり、4番打者赤井を見て野球部創設以来2人目の天才と言っている(1人目はもちろん新田)。
今後どのように物語に絡むのか、現在新田との交流があるのかなどは現時点では不明。
西尾監督
現在の姿は出ていないが回想の中で登場。MIXの主人公である立花投馬の父、英介が明青野球部に在籍していた際の監督として登場。
英介の入部は達也達が卒業した翌年と思われる。
英介が3年生になった際に学年順で背番号を決めるのではなく実力で勝る1年生の澤井圭一にエースナンバーを与えた。なおその年明青は澤井の力で地区ベスト8まで勝ち進む。
現在何をしているのか、いつ明青野球部の監督を退いたのか、現在も存命なのかも含めて不明。
三光学院の監督
強豪三光学院の監督を30年近く務める。打線が強力なチームを作るのが得意で、率いるチームがノーヒットノーラン食らったのは監督就任以来わずか2回のみ。一度目は達也率いる明青にノーヒットノーランを食らい、二度目はそれから約30年後に1年生の投にノーヒットノーランを再び食らった。
投馬の投球フォームを見て上杉達也に似ていると感じている。
原田正平
上杉達也の友人。タッチの最後で宝くじにあたり世界放浪の旅に出た。
MIXで再登場する。なぜか記憶喪失になっており空港のそばで血まみれ倒れていたという。何か物騒なことに巻き込まれているのであろう。
立花家の娘、音美を交通事故の危機から救ったのが縁となり立花家に現在居候中。明青学園、甲子園、西村が記憶復活のキーワードになっており、西村勇との再会が望まれる。
ミックスに未登場のタッチのメインキャラ
現在登場はないものの今後登場が予想されるタッチのメインキャラ達。
上杉達也
現在の姿は描写されていないが、立花英介が録画した明青の甲子園決勝戦のビデオの中で投げている姿が出てくる。30年前の甲子園での優勝は今でも明青学園の伝説として語り継がれている。
現在40代中盤だが何をしているかは全く謎で早く出てきてほしいし、出てくれないと管理人的に盛り上がらない。
浅倉南
言わずとしれたタッチのヒロイン。MIXでは40代中盤になっている。ちょっと想像が出来ない。
1番気になっているのは上杉達也との関係。果たして結婚しているのか、それとも全く関係はなくなってしまったのか。非常に気になるところ。
また40代になった南の容姿にも注目。
新田明男
上杉達也の最大のライバル新田。須見工の4番バッターだった新田は天才と呼ばれる実力がありながらプロ入りはしていない。恐らく父が経営していた会社を継いだものと思われる。
新田由加
達也のことを好きだった新田の妹。当時は元気いっぱいのキャラだったがあれから30年経った今でもあのキャラは無理があるため年相応の落ち着きを身に着けていてほしい。
まとめ
タッチの主役である上杉達也、浅倉南の二人のその後の情報はMIXでは全く出てきていないのが現状です。原田の記憶が戻ったときに二人に関する情報が得られるのかどうかに期待です。
さすがにこの二人に触れないままMIXが終わることはないと思うのでいずれ出てくるのを気長に待ちたいと思います。
<次のオススメ記事>