ドラクエ4|絶妙なキャラバランスと最強パーティーについて語る

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ドラクエ4の面白さに改めて感動したので記事にしたいと思います。

ドラクエ4の魅力

ドラクエってなぜか定期的にプレイしたくなるんですよね。

特にドラクエ3~6は2、3年に1回は無性にやりたくなります。

7も好きなのですがちょっと長いのが難点。

というわけで先日ドラクエ4をプレイしたのですがやはり何度プレイしても面白いなぁと感動しました。

この面白さはどこから来ているのか。

①主人公以外のキャラがたっている

これありますよね。
オムニバス形式になっていることからプレイヤーはまず勇者以外のキャラを操作して物語を進めていきます。

自分でそのキャラを操作することによってそのキャラに愛着がわくわけです。

特にミネアとマーニャの話が好きで、二人はオーリンとともにキングレオに戦いを挑んだものの圧倒的な力に敗北します。

オーリンも失い失意のどん底にいるミネアとマーニャがレベル1の勇者と出会います。

出会った時点でミネアとマーニャは勇者よりかなり強くて勇者はサポートされる側なのですが、勇者は凄い勢いで成長していき、最終的には協力することでオーリンと一緒でも倒せなかったキングレオを打ち破るというストーリーは非常に管理人の好きなところです。

強いオーリンと一緒でも倒せなかったキングレオが勇者となら倒せる。

このストーリーだけで勇者の特別感がわかるのがいいです。

②キャラのバランスが非常に良い

転職制度がないため覚えることが出来る呪文がキャラ固有のものになります。

誰がどの呪文を覚えるのかが非常によく考えられており、不要なキャラというのが存在しません。

見た目から敬遠されそうなブライですら、唯一無二の「バイキルト」を使用することが出来るため、要所要所では非常に重要な役割を担うことが出来るのです。

なおピサロが味方に加入するとあまりの強さに完全な上位互換になりますが、まぁそこは魔族の王なのでその位の実力がないとということなのですかね。

また加入時期も裏ボス撃破前なので通常のストーリーをクリアする上ではキャラのバランスは保たれているのでよしとします。

各キャラの最強装備

各キャラのバランスについて語る前に最強装備についてみていきましょう。

・勇者

天空シリーズを全て装備できる勇者ですが、鎧と兜についてははぐれメタルシリーズの方が強力です。

また武器についてもはぐれメタルの剣が+130と強力ですが1つしか手に入らないため勇者専用装備の天空の剣を装備するのが他のキャラとのバランスを考えると収まりが良いです。

項目 装備 能力
武器 天空のつるぎ 攻撃力+110
はぐれメタルよろい 守備力+95
天空のたて 守備力+55
はぐれメタルヘルム 守備力+50

・ライアン

雑魚戦にははかいの鉄球が良いですが会心の一撃が期待できないのでライアンをパーティーに入れる場合、ボス戦でははぐれメタルの剣が良いです。

項目 装備 能力
武器 はかいの鉄球 攻撃力+115
はぐれメタルよろい 守備力+95
ミラーシールド 守備力+45
はぐれメタルヘルム 守備力+50

・アリーナ

最強装備でも守備面にかなりの不安があるアリーナですが、その不安を補ってあまりある会心の一撃の確率の高さが魅力です。
会心の一撃を少しでも多く繰り出すために2回攻撃のキラーピアスを装備するのが最適解となります。

項目 装備 能力
武器 キラーピアス 攻撃力+5
天使のレオタード 守備力+60
きんのかみかざり 守備力+12

・クリフト

はぐれメタルシリーズを全て装備出来るのがクリフトの強みです。武器ははぐれメタルの剣を装備するのが一番強いのですが攻撃役でないクリフトに一番強いはぐれメタルの剣を装備させるかはよほどのクリフト好きでない限り悩むところでしょう。

項目 装備 能力
武器 はぐれメタルの剣 攻撃力+130
はぐれメタルよろい 守備力+95
ミラーシールド 守備力+45
はぐれメタルヘルム 守備力+50

・ブライ

ただでさえHPが貧弱なのに最強装備も貧弱なブライ。。
行動は呪文がメインなので武器はまぁ良いとしても防具はもうちょっと強力なものを装備させて欲しかったです。

普通に考えてうろこのたてでしゃくねつの炎をどうやって防ぐというのか。

項目 装備 能力
武器 マグマの杖 攻撃力+63
水のはごろも 守備力+43
うろこのたて 守備力+7
しあわせのぼうし 守備力+15

・ミネア

一部はぐめた装備が可能なミネアはそこそこの耐久力を誇ります。また武器もグリンガムのムチを装備出来るのでその点でも有能です。

項目 装備 能力
武器 グリンガムのムチ 攻撃力+135
はぐれメタルよろい 守備力+95
てつのたて 守備力+12
はぐれメタルヘルム 守備力+50

・マーニャ

ブライに比べるとはるかに恵まれた装備が出来ます。

項目 装備 能力
武器 グリンガムのムチ 攻撃力+135
天使のレオタード 守備力+60
はぐれメタルのたて 守備力+60
金のかみかざり 守備力+12

・トルネコ

パーティの特殊枠。
はぐれメタルの剣も装備可能ですが一振りしか手にはいらない最強の剣を種集め要因のトルネコに使う理由は全くないので奮発してきせきのつるぎが限界です。

項目 装備 能力
武器 きせきのつるぎ 攻撃力+100
はぐれメタルよろい 守備力+95
ちからのたて 守備力+40
はぐれメタルヘルム 守備力+50

・ピサロ

最強の専用装備に加えて、呪いの武具も装備出来るぶっこわれた性能を誇る最強のキャラ。専用の魔界シリーズが強力ですが、唯一兜だけははぐれメタルヘルムの方が強いです。

魔界の剣は敵に与えたダメージの4分の1が回復するというとんでも性能です。

項目 装備 能力
武器 魔界のつるぎ 攻撃力+110
魔界のよろい 守備力+95
魔界のたて 守備力+55
はぐれメタルヘルム 守備力+50

管理人が考える最強パーティー

最強パーティーを考えます。

ここでの最強パーティーは対裏ボス(エビルプリースト)に対してという意味です。

最強パーティーを考える上で、まずは各キャラのレベル99のステータスをご覧ください。

キャラ 素早さ 体力 賢さ 運の良さ 最大HP 最大MP
勇者 219 135 204 161 152 772 335
ライアン 210 88 228 67 107 736 0
アリーナ 229 233 207 71 208 657 0
クリフト 109 207 139 208 194 603 582
ブライ 82 209 134 164 210 540 442
ミネア 144 154 96 195 162 570 401
マーニャ 184 205 135 172 209 708 804
トルネコ 196 94 208 105 86 742 0
ピサロ 232 222 223 159 131 754 692

ここで注目してもらいたいのがマーニャのステータスの高さです。魔法使いタイプなのですが、レベル99になると力はパーティーの中でピサロ、アリーナ、勇者、トルネコに次いで5番目。

また魔法使いだと通常HPが低いのが定番ですがHPでも勇者、ピサロ、トルネコ、ライアンに次ぐ5番目と非常に有能であることがわかります。

裏ボスのエビルプリーストははいてつく波動でひたすらこちらの補助呪文を消してくるので、補助呪文なしでも強いのは非常にポイントが高いです(まぁマーニャが通常攻撃をすることはなくメラゾーマによる攻撃が主ですが)。

さて上記の最強装備やステータスを踏まえて対エビルプリースト用の最強パーティーを考えてみたいと思います。

 

最強パーティー

キャラ 役割 行動パターン
勇者 攻撃、回復 ベホマズン、通常攻撃
ピサロ 攻撃、回復 ベホマ、ザオリク、通常攻撃
アリーナ 攻撃 通常攻撃
マーニャ 攻撃 メラゾーマ

補助呪文に頼らず押し切るパーティーです。

回復は勇者のベホマ・ベホマズンとピサロのザオリク・ベホマ。

勇者とピサロは手が空いた方が攻撃役に回ります。

アリーナはキラーピアスを装備して会心の一撃を期待した攻撃。

マーニャはひたすらメラゾーマで攻撃をします。

レベル99ならこのパーティーが一番最短でエビルプリーストを倒せると思います。

逆に低レベルでクリアするのならマーニャのフバーハやクリフトのベホマラーも欲しくなってくるので、アリーナとマーニャを外してミネアとクリフトの二人を入れることになります。

 

キャラバランス

最終的な最強パーティーは上記ですが、ドラクエ4はキャラバランスが本当によく出来ていますので改めて見ていきたいと思います。

・物理攻撃係

アリーナorライアン

素早さと会心が魅力のアリーナ。強力な防具を装備できるため耐久力が魅力なライアン。

 

・呪文攻撃係

ブライorマーニャ

ヒャド系とバイキルトが魅力なブライとメラ系の強力な単体攻撃、イオ系の全体攻撃を使いこなせるマーニャ。

 

・回復係

クリフトorミネア

スクルト・ベホマラー・ザオリクを覚えるクリフトに対してメガザルとフバーハを覚えるミネア。

 

・オールラウンダー

勇者andピサロ

通常攻撃や呪文攻撃に加えて回復までこなせるオールラウンダーです。

ピサロが仲間になったらこの二人は基本的にレギュラーメンバーです。

 

・特殊

トルネコ

種集めの際はトルネコ先生を頼りましょう。

 

見て頂いてわかるようにオールラウンダーの主人公&ピサロと特殊系のトルネコを除外すると基本的に1つの役割に2つのキャラが配置されています。

この配置が非常に絶妙で、このバランスの良さがドラクエ4が名作である所以だと思っています。

例えばピサロ加入前であれば主人公はレギュラー確定として、残りの3人をどうするか迷うわけです。

物理攻撃役を二人とか変則なパーティーにする人もいるかもしれませんが、大体最初は勇者、物理攻撃役、呪文攻撃役、回復役の4人でパーティーを組む人が多いと思います。

そうするとそれぞれの役割からどちらを選ぶか非常に迷うわけですな。

まず攻撃役ならライアンかアリーナの2択。

ここでの検討のポイントはHPが高く打たれ強いライアンか、素早くて会心の一撃の確率が高いアリーナのどちらを取るかです。

レベルが上がるとアリーナの会心の一撃の確率が尋常じゃなくなってくることと、キラーピアスの2回攻撃が相まってアリーナに火力に軍配が上がることは間違いないのですが、序盤だとライアンの打たれ強さを取るプレイヤーもいます。

管理人は終盤ライアンがお払い箱になるので序盤はせめてもとライアンを使うことが多かったりします(笑)。

 

次に呪文攻撃役です。

マーニャとブライのどちらかから選びます。

ギラ系、イオ系をマスターするマーニャとヒャド系をマスターするブライです。

単純に呪文の威力であればマーニャが圧倒します。

メロゾーマが単体に約180、イオナズンが全体に約150ものダメージを与える一方でヒャド系の最強呪文のマヒャドは敵1グループに約100のダメージと悲しくなるくらい不遇の扱いです。

呪文の威力だけだとブライがマーニャの下位互換になってしまうのですが、ブライには唯一無二のバイキルトがあります。

自分で呪文攻撃をするならマーニャ、仲間をバイキルトで強化するならブライというところでしょうか。

管理人は通常戦闘と大体のボスはマーニャ。ピンポイントでアリーナ、ライアン、勇者を強化したいときにブライを出すという感じでした。

 

最後に回復役です。

ミネアとクリフトのどちらかをチョイスします。

ミネアとクリフトはどちらもベホマを覚えるのは同じです。

しかしミネアはメガザル、フバーハを覚える一方でクリフトはスクルト、ベホマラー、ザオリクを覚えます。
※ミネアはザオラルは覚えますがザオリクは覚えません。

一見クリフトの方が有力な呪文を多く覚えるように見えますが、ドラクエ4では強力なブレス攻撃を使うボスが多いため、ミネアのフバーハはかなり重宝します。

 

管理人は通常はクリフトでしたがブレス攻撃を使うボス相手にはミネアを起用していました。

 

ドラクエ4ではこのように有力な呪文を重複して習得させない絶妙なバランスで調整されているため、敵によっては全員が活躍する可能性があるのでした。

ただしピサロは完全な上位互換キャラとして登場します。

特に一番割を食っているのはブライで、唯一の存在意義とも言えるバイキルトをピサロが使えることによってもはや完全に出番がなくなってしまいます。

これは制作者側もピサロが仲間になるのは最後の最後なのでそこまでバランスブレイカーにはならないと考えたということなのでしょうね。

 

感想

ドラクエはいつやっても面白くて困ります。

特に困るのが一つのシリーズをプレイすると連続で他のシリーズもプレイしたくなってしまうことです。

いや、本当に面白い。

 

今回はドラクエ4について書いてみましたが他のナンバリングについても書いてみたいですね。

 

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