歴代ドラクエシリーズの主人公の初期装備と旅立つときに王様からもらえる餞別についてまとめてみたいと思います。
ドラクエシリーズの初期装備と餞別
管理人は最近ドラクエ11sをプレイして初期装備が「イシのつるぎ」と「布の服」だったのですが、そういえば他のシリーズはどうだったのかなと気になり調べてみることにしました。
主人公自身の初期装備と王様からの餞別についてまとめているので気になる方は見てみて下さい。
ドラクエ1
<初期装備>
なし
<王様からの餞別>
120G
まさかの初期装備なしです。一人旅で初期装備なしとはいったいどうやって王様のもとまでやってきたのか疑問に思うレベル。
しかし装備なしのまま戦闘に突入することにはならないのでご安心。
なぜなら王様からの餞別である120Gを使って装備を整えることが出来るから。
こんぼう、ぬののふく、りゅうのうろこを購入していざ戦闘に臨みましょう。
ドラクエ2
<初期装備>
かわのよろい
<王様からの餞別>
どうのつるぎ
前作ドラクエ1の反省を生かしたて初期装備は「かわのよろい」に。
旅人として少しまともな装備になりました。
更に王様から「どうのつるぎ」ももらうことが出来るので攻守ともに盤石(?)の装備で最初の戦闘に臨むことが出来ます。
ドラクエ3
<初期装備>
どうのつるぎ たびびとのふく
<王様からの餞別>
こんぼう×2 ひのきのぼう たびびとのふく 50G
どうのつるぎ、たびびとのふくという初期装備に加えて王様から各種の餞別までもらえてしまう3の主人公。
もらった餞別を売却してかわのたてを購入することでかなり恵まれた状態で戦闘に臨むことができます。
ドラクエ4
<初期装備>
どうのつるぎ ぬののふく かわのぼうし
<王様からの餞別>
なし
村が襲われたため着の身着のまま旅に出ることになった主人公。
そのわりにはドラクエ1の「装備なし」よりは格段に恵まれた状態で旅に向かうことが出来ます。
当たり前と言えば当たり前なのですがリメイク版でクリア後に仲間になるピサロは「はやぶさの剣」、「ゾンビメイル」、「鉄の盾」という主人公よりはるかに恵まれた初期装備となっています。
ドラクエ5
<初期装備>
ひのきのぼう ぬののふく
<王様からの餞別>
なし
他のシリーズと違い唯一幼少期から物語がスタートするシリーズ。
親子3代の旅を見ることが出来る珍しいシリーズでシリーズナンバー1の呼び声も高い作品です。
気になる初期装備はそもそも戦うために旅をしているわけではないこともあってか「ひのきのぼう」「ぬののふく」と貧弱です。
ちなみに本作で仲間になるグランバニアの兵士ピピンの初期装備は「はがねのつるぎ」「てつのよろい」「てつのたて」「てつかぶと」とまさに城の兵士といった装備で、各シリーズの王様も魔王討伐の戦いに送り出すなら最低限これくらい用意してほしいと思わせる装備品である。
ドラクエ6
<初期装備>
ひのきのぼう ぬののふく
<王様からの餞別>
なし
戦闘目的で旅立つのではないといえ、ドラクエ5の幼少期主人公と同じ装備とは何とも悲しくなる初期装備です。
転職制度が初めて導入されたシリーズで賛否両論あるものの管理人はこのシリーズは好きです。
ムドーを倒すと全ての旅が終わった気がして燃え尽き症候群になるというのもよくある話です。
ちなみにチャモロが持つゲントの杖は使用するとベホイミの効果があるというチャモロ加入時では破格の能力を誇り、ムドー討伐の必須アイテムとなります。
ドラクエ7
<初期装備>
ぬののふく
<王様からの餞別>
なし
まさかの防具のみという初期装備です。
しかしこれにはちゃんと理由があり、7の世界ではそもそも魔物がいないという設定のため武器を持っていないのはむしろ当たり前と言えます。
ちなみに英雄と言われているメルビンの初期装備は「はがねのつるぎ」「くさりかたびら」「せいどうの盾」「鉄かぶと」。
通常の戦士の初期装備としてはまぁまぁなのですが、かつて神さまとともにオルゴ・デミーラと戦った伝説の英雄ということを考えると貧弱極まりない気がしてきます。
それともこの貧弱な装備でオルゴ・デミーラと戦えるほどかつてのメルビンは強かったということなのでしょうか。
ドラクエ8
<初期装備>
兵士の剣 布のふく バンダナ
<王様からの餞別>
なし
元々トロデーン城の兵士だったということもあり最初から「兵士の剣」を装備しています。
グレードとしては他のシリーズと比べて過不足なしといったところ。
相棒のヤンガスも「こんぼう」「とうぞくのこしみの」「皮のぼうし」で主人公と同レベルといった感じです。
ドラクエ9
<初期装備>
どうのつるぎ 天使の服 天使のタイツ 天使のブーツ
<王様からの餞別>
なし
主人公が天使であるため初期装備もそれにあわせたように天使装備一式。
シリーズの中では影の薄い作品であるため、ドラクエユーザー中には未プレイの人も多い作品。
ちなみに「天使の服」と聞くと一見強そうに聞こえますが、その守備力はたったの2。たびびとの服にも劣る貧弱さなのでした。
ドラクエ10
固有の初期装備ではないためパス。
ドラクエ11
<初期装備>
イシのつるぎ 布の服 イシの大剣
<王様からの餞別>
なし
本シリーズも王様に会うのが最初の目的のため貧弱でもまぁ仕方ないかと思える初期装備。
ちなみに管理人はドラクエ11sを「すべての敵が強い」のしばりプレイでプレイしておりいまだに真の裏ボスを倒すことが出来ずにくすぶっています。
過ぎ去りし時を求めることによってベロニカを救うことが出来ますが、全てがうまくいく過ぎ去りし時を求めた後の世界よりも一度崩壊した後にみんなが立ち直って前を向く過ぎ去りし時を求める前の世界も管理人個人としては好きです。
ちなみに最も仲間になるのが遅いグレイグは「デルカダールの剣」「あつでのよろい」「誓いのペンダント」という当たり前だが主人公に比べて格段に強い装備になっています。
王様からの餞別が貧弱な理由
シリーズの初期装備と餞別を確認したところでかねてより謎だった理由について考えてみます。
それはなぜ王様がくれる餞別は貧弱なのかということです。
4以降のシリーズはともかく1、2、3は明確に王様から依頼されて旅に出るわけなのでもっと強い装備をくれてもよさそうなものです。
例えば3ではバラモスを一人で倒すとご褒美に「バスタードソード」をもらうことが出来ます。
つまり旅立つ時点で王様はバスタードソードを渡すこともできたわけです(主人公が旅立ってから手に入れた可能性はここでは除外します)。
それにも関わらず王様がくれた餞別は「こんぼう」と「ひのきのぼう」です。
果たしてこれはいったいどういうことなのでしょうか。
バスタードソードを最初から装備していたらどれほど旅がスムーズにいくか王様だってわかるはずなのに。。
もちろんメタ的な正解を言えばいきなり強い武器をもらったら旅がつまらなくなるからというのが正解なのでしょうが、ここではゲーム内ので背景を推察して考えてみたいと思います。
例えば他にも魔王討伐に出る戦士がいた、とうのはどうでしょう。
実は魔王討伐の旅に出ているのは主人公だけではないと考えたら納得できます。
きっとバスタードソードなんで強い武器はアリアハンに一つしかない貴重なもののはずです。
そんな貴重な武器を他に旅立つ者がいたと考えるとレベル1の主人公にほいほいと渡してしまうわけにはいかなかったのかもしれません。
※オルテガの子どもとして期待して送り出しているのでそれも変な話なのですが。
このように実はアリアハンの王様にも事情があったのかもしれないと考えるとよりドラクエが愛おしく感じられてきます。
今回は歴代ドラクエシリーズの初期装備と王様からの餞別についてまとめてみました。
やっぱりドラクエはいくつになっても面白い。
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