ダイの大冒険|オリジナル呪文の解説まとめ

ダイの大冒険に登場するオリジナル呪文について解説する記事です。

ダイの大冒険が大好きな管理人です。

今回はダイの大冒険に登場するオリジナル呪文についてまとめてみたいと思います。

 

ダイの大冒険はご存知のとおり人気RPGゲームのドラクエをモデルにした漫画です。

そのためダイの大冒険にはドラクエで使用されている呪文が数多く登場します。

 

しかしそんな中でもダイの大冒険のオリジナル呪文もいくつか存在します。

今回の記事ではそのオリジナル呪文の内容についてまとめてみます。

なおダイの大冒険はドラクエ5までの設定をベースにしています。

それ以降のナンバリングシリーズではダイの大冒険のオリジナル呪文が逆輸入されているケースもあります。
※代表的な例はメドローア。

オリジナル呪文

それではオリジナル呪文をまとめていきます。

攻撃系呪文

フィンガー・フレア・ボムズ(五指爆炎弾)

使い手:フレイザード

厳密に言うとオリジナル呪文というわけではなくドラクエに登場するメラゾーマを指の一つ一つに宿して5発同時に放つというチート呪文。

作中ではフレイザードが使用した。

ポップは一度見様見真似で使ったことがあるがその時は3発同時に放つのが限界であった。

マトリフによると禁呪法に近く生死をかえりみない化け物だから出来る技とのことで、ポップには二度と使うなと忠告していた。

管理人的には覚醒後のポップなら5発同時に発動することも可能であったと考えている。
※寿命が縮まるとマトリフに忠告されているので使わないとは思うが。

 

ベタン(重圧呪文)

使い手:マトリフ、ポップ

マトリフから弟子のポップに伝授されたオリジナル呪文。

重力を操る呪文で、一定範囲にいる敵を重圧で押しつぶすことが出来る。

威力は大きいものの消費MPも多いようで覚えたての頃のポップだと1発が限度
※トベルーラを使用しながらベタンを使用したポップは魔法力を使い果たして地面に落ちてしまった。

 

ちなみにベタンの初登場はポップがドラゴン5体に使ったシーン。

この際に3匹を圧死させたものの2匹を取り逃しており、初登場にしては若干残念な感じを匂わせている。

また竜騎衆やバランには全く通用しなかった。

なおポップがメドローアを覚えてからは一切出番がなくなる。

 

ドルオーラ(竜闘気呪文)

使い手:バラン、ダイ

竜の騎士だけが使える特別な呪文。

竜闘気(ドラゴニックオーラ)を圧縮し両手から放出する。

竜の騎士の最強呪文ということだけありその威力はとんでもないものがあり、一国を消し去ることが出来る。

一応魔法という扱いになっているものの上述のとおり竜闘気を圧縮して放つためマホカンタにより跳ね返すことは出来ない。

弱点としては大量の魔法力を消耗することと、技の放出による反動が大きいこと。

技の反動に耐えるためには強靭な肉体が必要であり、本来は竜魔人にならないと放つことができない。

ダイは例外でバランの紋章を引き継いだことにより竜魔人以上の力を手にしたため竜魔人にならずとも放つことが出来る。

作中ではドルオーラをレオナとの連携で2発連続で放ち老バーンを倒すことに成功した。

 

マホイミ(過剰回復呪文)

使い手:なし

回復呪文であるホイミを応用した呪文。

ホイミは生体機能を魔法力によって促進する呪文だが、マホイミはそれを過度に行い生体組織を破壊する呪文。

昔は卓越した僧侶や賢者が対モンスター用の切り札として使用していたが、現在は使い手はいない。

理由としては魔法力の消費量が大きくベホイミの数倍消費してしまうからだ。

なおブロギーナは武神流拳法に応用し、敵にこぶしを当てる瞬間のみ回復呪文を発動しマホイミと同じ効果を得る閃華裂光拳をあみだした。

閃華裂光拳はブロギーナと弟子のマァムのみが使える。

 

メドローア(極大消滅呪文)

使い手:マトリフ、ポップ

管理人的には作中の最強呪文。

メラ系呪文とヒャド系呪文を同じ力で合わせることで触れるもの全てを消滅させるエネルギーを放つ呪文。

とんでもない威力の呪文だがマホカンタ等の呪文返しには弱い。

特にその大きすぎる威力から跳ね返されるとパーティーを全滅の危機にさらすことになるため、跳ね返されることを想定して相殺できるように2発放てる余力がない時は撃ってはいけないとマトリフが忠告している。

威力の大きさに比例して消費MPも大きくポップが20発以上メラゾーマを放てる状態の時でもメドローアだと2、3発が限界とのことなので消費MPはメラゾーマの7倍程度と思われる。

ドラクエ3のメラゾーマの消費MPは12なので7倍と仮定すると84ととんでもないMPを消費することになる。

メラ系をヒャド系を合わせるだけと聞くと簡単そうに聞こえるがメラ系とヒャド系を全く同じ力で出力する必要があり、マトリフ曰くセンスがない奴には一生できないとのこと。

この呪文を習得したポップはやはりセンスがあったのであろう。

 

カイザーフェニックス

使い手:大魔王バーン

名前はオリジナル呪文だがその実態は大魔王バーンが放つメラゾーマ。

バーンがメラゾーマを放つと炎がフェニックスの形となり、生きているかのように敵を襲うため、魔界では敬意を表してカイザーフェニックスという特別な名で呼ばれている。

実際その威力はすさまじいものでライデインやギガデインの電撃呪文しか効かないはずのヒュンケルの「鎧の魔槍」にもダメージを与えることが出来る。

終盤ではダイのアバンストラッシュに切り裂かれたり、ポップに分解されたりと攻略されてしまった。

バーンがイオナズンやベギラゴンを放つとどのようになるのか興味深い。

補助系呪文

マホカトール(破邪呪文)

使い手:アバン、ポップ

魔法陣の中の邪悪な力を消し去ると同時に外部からの邪悪な力の侵入を防ぐ呪文。

作中では最初にアバンが使用し、剣の鞘で魔法陣を書きデルムリン島をまるごと囲い邪悪な力を消し去った。

後にクロコダインとの戦いでポップが使用した。

この時は邪悪な心に支配されたブラスをマホカトールで正常に戻した。

なお本来は賢者しか使えない呪文であり、アバンが使えたのはアバンが特別だからでポップが使えたのは魔法玉のかけらをサポートに利用したからである。

 

ミナカトール(大破邪呪文)

使い手:レオナ

破邪の洞窟の地下25階で契約できる最強の破邪呪文でマホカトールの強化版。

五芒星の力で更に威力を増幅させることが可能。

作中ではアバンのしるしを持つ、レオナ、ダイ、ポップ、マァム、ヒュンケルの5人で五芒星を作りミナカトールを放つことでバーンプレスの機能を停止させることに成功した。

なおバーンプレスの機能は停止させたもののバーンやハドラーといった強者の力を抑える効果はなかった。

 

ラナリオン(天候系呪文)

使い手:ポップ

ドラクエでは昼夜を逆転させるラナルータがあるが、このラナリオンはその初級呪文。

ラナリオンを使用すると雨雲を呼ぶことが出来る。

ヒュンケルとの戦いでダイにライデインを使用させるため、ポップはその補助としてラナリオンを使用した。

初歩呪文とはいえ初期のポップには負担が大きく使用後はかなりの魔法力を消費していた。

 

トベルーラ(飛翔呪文)

使い手:多数

魔法力の放出により空を飛ぶことが出来る呪文。

ルーラの応用で使用することが出来る。

使い手のレベルに応じて移動速度に影響があるようで、紋章の力を使用していない状態のダイはポップのトベルーラについていくのに苦労していた。

 

マホプラウス(集束呪文)

使い手:ザボエラ

他人の攻撃呪文を身に受けて、更に自分の呪文を加えて放つ呪文。

自分の力を使わずに強くなることを理念とするザボエラらしい呪文。

作中では部下のサタンパピーが放ったメラゾーマを身に受けてザボエラが使用した。

本来はかなり強力な呪文と思われるがオリハルコンのボディを持つヒムが受け止めたため全くダメージを与えることが出来ず本来の威力が描写されなかった呪文。

 

リリルーラ(合流呪文)

使い手:アバン

ルーラの一種で離れた仲間の元に合流する呪文。

迷宮などの仲間とはぐれた時に使うと便利。

なおポップは魔王軍の連中が一瞬で消えるのはリリルーラによるものだと推測している。

 

感想

今回の記事ではダイの大冒険に登場するオリジナル呪文をまとめてみました。

ゲームのドラクエをベースにしたダイの大冒険ですが、オリジナル呪文には強力かつ派手なものが多く読者から大変人気でした。

管理人はメラゾーマやマヒャドが極大呪文と呼ばれない伏線も含めて、メドローアがとてもお気に入りです。

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